アントルコート

曖昧さ回避 この項目では、牛肉の部位について説明しています。ステーキハウスについては「ラントルコート」をご覧ください。
リブから切り落としたアントルコート
サーロインから切り落とした「コントル・フィレ」
フライパンで調理されるアントルコート

フランス語において、アントルコートフランス語: entrecôteフランス語発音: [ɑ̃.tʁə.kot])はビーフステーキに使用される牛肉の内、最高級の部位の一種を指す。

伝統的には、「アントルコート」は新鮮な肉のリブの部位を意味しており、英語圏でリブやリブ・アイ、クラブ、スコッチ・フィレ、デルモニコとして知られている部位に対応している。

フランスにおいては、サーロインの内、骨を挟んでフィレテンダーロインとも)の反対側にあることから「コントル・フィレ(contre-filet)」として知られる部分をアントルコートと呼ぶこともある[1][2]。英語圏においては、「コントル・フィレ」 から切り落とした部位はポーターハウス・ステーキ(オーストラリアニュージーランドイギリス)、サーロイン・ステーキ、ストリップ・ステーキ、ストリップロイン・ステーキ、ウィング・ステーキ、クラブ・ステーキ、デルモニコ・ステーキ、ニューヨーク・ステーキなどと呼ばれている。(また、もし「コントル・フィレ」がフィレとともに骨についたままであれば、そのステーキはポーターハウス・ステーキ(アメリカ合衆国やカナダで使用)もしくはTボーンステーキと呼ばれる。)

関連項目

脚注

  1. ^ Use of the term "entrecôte" by the L'Entrecôte restaurant in Lyon to refer to a contre-filet.
  2. ^ Use of the term "entrecôte" by the Le Relais de l'Entrecôte restaurant in Paris to refer to a contre-filet.

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