キタシバスペイン事件

キタシバスペイン事件(キタシバスペインじけん)は、日本中央競馬における競馬法違反事件である。

事件の概要

1992年1月25日京都競馬場第8レースに出走したキタシバスペインは1着となった。しかしレース後のドーピング検査において、同馬の尿から禁止薬物であるカフェインが検出された。

警察による捜査の結果、同馬の関係者が飼料にカフェインを含有する栄養ドリンクを混入させたことが発覚し、馬主(円城正男)、管理調教師武平三)、および厩務員が競馬法違反容疑で逮捕された。馬主である円城が調教師に栄養ドリンクの飲用を依頼したとも報道された。

これにより、馬主は一定期間の関与停止の処分を受け、厩務員は過怠金を徴収された。また、管理調教師たる武平三は定年による引退のため裁定委員会の議定の対象外だったが、JRAの関連施設への入場が拒否された。

なお事件の影響により、キタシバスペインは地方競馬金沢競馬)への転籍を余儀なくされた。

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