セブンCSカードサービス

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株式会社セブンCSカードサービス
Seven CS Card Service Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
102-8436
東京都千代田区二番町4-5
設立 2010年(平成22年)9月17日
法人番号 5010001135351 ウィキデータを編集
事業内容 クレジットカード業務、保険代理業務など
代表者 宮﨑充宏(代表取締役社長
資本金 1億円
売上高 157億9400万円
(2023年02月28日時点)[1]
営業利益 37億円
(2023年02月28日時点)[1]
経常利益 37億9600万円
(2023年02月28日時点)[1]
純利益 24億6700万円
(2023年02月28日時点)[1]
純資産 406億7300万円
(2023年02月28日時点)[1]
総資産 1447億3900万円
(2023年02月28日時点)[1]
主要株主 そごう・西武 51%
クレディセゾン 49%
(2023年9月1日現在)
外部リンク 7cs-card.jp
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株式会社セブンCSカードサービス(セブンシーエスカードサービス、Seven CS Card Service Co.,Ltd.)は、フォートレス・インベストメント・グループ傘下のそごう・西武の金融事業において百貨店提携カード事業を行うクレジットカード会社。中間持株会社であるそごう・西武(2023年8月まではセブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン・フィナンシャルサービス)とクレディセゾンとの合弁企業である。

概要

株主2位のクレディセゾンと業務提携し、クレディセゾンと元セブン&アイグループのそごう・西武(旧:西武百貨店とクレディセゾンは元々共にセゾングループだった)間の提携カードを扱う事業を行っている。2013年までにセブン・カードサービスの事業を当会社に統合する見通しであったが、2023年現在に於いても合意に至ってない[2]。また、2023年9月にセブン&アイそごう・西武を売却した現在でも、発行が行われている。

沿革

2010年3月、そごう・西武の親会社であるセブン&アイHDとクレディセゾンが包括的業務提携に合意し、クレセゾンが2001年から展開している「そごうミレニアムカード 《セゾン》」及び「西武クラブ・オン カード 《セゾン》」の事業を、セブン&アイ・フィナンシャル・グループ(現:セブン・フィナンシャルサービス)とクレセゾンとの合弁会社(つまり当会社)へ統合することが決まり[3]、8月に包括的業務提携の契約を締結した[4][5]

  • 2010年(平成22年)9月17日 - クレディセゾン100%出資により会社設立。
  • 2011年(平成23年)
    • 2月 - クレジットカード新規発行の申込受付を開始。
    • 4月1日
      • クレディセゾンから、そごう・西武提携カード事業を分割吸収。
      • セブン・フィナンシャルサービスが株式51%を取得し合弁会社化。
      • クレジットカード新規発行開始。
    • 4月2日 - インターネット上でのクレジットカード申込受付を開始。
  • 2023年(令和5年)9月1日 - 株式51%を保有するセブン・フィナンシャルサービスからそごう・西武へ移管。

クレジットカード

クラブ・オン/ミレニアムカード《セゾン》

西武「クラブ・オン カード」とそごう「ミレニアムカード」の2種類を発行している[6]が、どちらのカードを選んでもカードフェイスが若干違うだけで、そごうと西武の両方で利用する事が可能である。一定の購入実績がある顧客向けの「クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン ゴールド」[7]、さらに上得意客や外商客向けには「ミレニアムVIPカードロイヤルセゾン」[8]が存在する。

一般カードの年会費は永年無料。国際ブランドはVISAJCBアメリカン・エキスプレスの3種類。

クラブ・オン/ミレニアムカードでは2022年2月より、そごう・西武でクレジット利用すると前年の買上額に応じ5%または7%のポイントが貯まる(ただし食品1%、専門店・レストラン等例外あり)。また年間の買上げ額が50万円以上では駐車場の駐車料金の優待が、100万円以上では駐車料金の優待の他に西武各店のプラチナサロン、そごう各店のロイヤルサロンを使用することが可能になる[9]

クレジット機能無しのポイントカード同様にクレジット利用せず現金・商品券・nanaco決済の場合は1%、他社カードや各種QR・バーコード決済ではポイント加算対象外となる。

クレジットカードとしてショッピング決済した場合、1,000円に付き1ポイント換算で「永久不滅ポイント」が付与される(そごう・西武での利用時はクラブ・オン/ミレニアムポイントと重複加算)。

この他、イトーヨーカ堂にて毎月8・18・28日に実施される「ハッピーデー」では、クレジット決済を行うと購入代金から5%が割り引かれる。

クレディセゾン発行のカード

クレディセゾンが発行していた西武「クラブ・オン カード《セゾン》」とそごう「ミレニアムカード《セゾン》」とも受け継いでおり、これらクレジットカードの会員はクレディセゾンからセブンCSカードサービスへと自動的に移管された。

基本的なサービスは変化がなく、セブンCSカードサービスでも永久不滅ポイントサービスは行っているが、クレディセゾンの発行するカードと、セブンCSカードサービスの発行するカード間では「永久不滅ポイント」が共有できない(出光クレジットなども同様)。クラブ・オンカードまたはミレニアムカードを保有する会員が、クレディセゾン発行のセゾンカードを他に保有している場合、個別カード毎のポイント数に応じて永久不滅ポイントが両社へ分割ないしセブンCSカードサービスへ一括移行されることとなった。

国際ブランドの選択範囲

クレディセゾン時代の「クラブ・オン カード《セゾン》」「ミレニアムカード《セゾン》」にはアメリカン・エキスプレスブランドは存在していなかったが、セブンCSカードサービス発行の両カードではアメリカン・エキスプレスブランドを選択できるようになった。

逆にクレディセゾンが発行していた「クラブ・オン カード《セゾン》」「ミレニアムカード《セゾン》」には国際ブランドとしてマスターカードを選択できたが、セブンCSカードサービスの発行する両カードでは、新規入会時にマスターカードを選択することはできなくなっている。ただし、クレディセゾンからの移行会員は従来通りマスターカードで決済することができ、期限到来時も引き続きマスターカード提携のカードに更新される。

関連項目

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f 株式会社セブンCSカードサービス 第13期決算公告
  2. ^ 包括的業務提携に関する基本合意のお知らせ (PDF, セブン&アイHLDGS. 2010年3月17日)
  3. ^ 包括的業務提携に関する基本合意のお知らせ (PDF, クレディセゾン 2010年3月17日)
  4. ^ 包括的業務提携に関する契約締結のお知らせ (PDF, セブン&アイHLDGS. 2010年9月10日)
  5. ^ 包括的業務提携及び会社分割等に関するお知らせ (PDF, クレディセゾン 2010年9月10日)
  6. ^ クラブ・オン/ミレニアムカード(そごう・西武)
  7. ^ ROYAL PLATINUM SELECTION - 西武・そごう(そごう・西武のゴールド会員専用サイト)
  8. ^ セブンCSカードサービスのカードの基本情報に存在だけ示唆されているが、具体的な入会方法は公開されていない。
  9. ^ お買い上げ金額サービス(そごう・西武)

外部リンク

  • 株式会社セブンCSカードサービス
  • クラブ・オン/ミレニアムカード(そごう・西武)
そごう・西武
公式サイト:www.sogo-seibu.co.jp(企業情報)www.sogo-seibu.jp(店舗情報)
現在営業している店舗
(太字は基幹店)
そごう(カテゴリ)
日本国内
日本国外
  • 香港
  • 遠東
  • 台中廣三
  • クアラルンプール
  • インドネシア
  • 荘勝
西武(カテゴリ)
西武・そごう
過去に存在した店舗
そごう
西武
ロビンソン
西武・そごう
系列企業
そごう・西武関係人物
関連項目
全体関連
そごう
西武
コモンズ コモンズ
  • Sogo & Seibu
  • Sogo
  • Seibu
注釈

太字は基幹店舗。
*1エイチ・ツー・オー リテイリング阪急阪神百貨店)に経営譲渡後、阪急百貨店に屋号変更。*2そごうから髙島屋に合弁先を変更し、いよてつ髙島屋に改称。*32013年3月1日に(旧)ロビンソン百貨店から業態転換。
*4元(旧)西武百貨店社員、現フジテレビジョン取締役及びフジ・メディア・ホールディングス代表取締役社長。
*5東京ディズニーランドのアトラクション。そごうがスポンサーであった。
*6千葉店ではパ・リーグおよび日本シリーズ優勝時には記念セールが催される。*7兵庫県尼崎市。かつて西武つかしん店があった。
*8西武全店、及びそごう大宮店ではパ・リーグおよび日本シリーズ優勝時には記念セールが催される。
*9(旧)西武百貨店の一社提供番組。*10栃木放送で放送していたラジオ番組。西武宇都宮店がスポンサーだった。

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