バスケットボールニュージーランド代表

 バスケットボールニュージーランド代表
国または地域 ニュージーランドの旗 ニュージーランド
協会 ニュージーランドバスケットボール連盟
FIBAランキング 21位(2014年9月14日版)
オリンピック
出場回数 2回
初出場 2000 シドニー
最高成績 9位(2004)
ワールドカップ (男子) / (女子)
出場回数 3回
初出場 1986 世界選手権
最高成績 4位(2002)
オセアニア選手権
最高成績 優勝
ユニフォーム
ホームのジャージ
チームカラー
ホーム
アウェイのジャージ
チームカラー
アウェイ
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バスケットボールニュージーランド代表(New Zealand national basketball team)は、男子バスケットボールニュージーランドナショナルチームである。ラグビー代表の愛称である「オールブラックス」と同じようにニュージーランド国民に親しまれるように「トールブラックス(Tall Blacks)」と付けられた。バーガーキングスポンサーになっているため、バーガーキング・トールブラックスと呼ばれる。


歴史

2000年に行われたシドニーオリンピックに出場したが、プレイオフでアンゴラを相手に1勝を挙げるのがやっとであり、1勝5敗、11位におわった。

2001年、トールブラックスはオーストラリアと翌2002年インディアナポリス市で行われるFIBA世界選手権への出場権をかけて、先に2勝したほうが出場権を得るという条件で国際試合を行った。チームはこれを勝ち抜き、出場権を獲得した。大会でプエルトリコを破って準決勝に進出したが、ユーゴスラビアドイツに敗北し、4位となった。トールブラックスのキャプテンを務めた、ペロ・キャメロンは大会に参加した唯一の非NBA出身者であった。

トールブラックスは2004年に行われたアテネオリンピックにも参加したが、再び1勝5敗で終わり、オーストラリアにプレイオフで敗れ、9位となった。大会7日目にセルビア・モンテネグロ代表を90対87で破ったのが大会唯一の勝利であった。

2006年世界選手権にも出場したが、グループゲームラウンドではスペインドイツ、アンゴラに3連敗を喫し、負けると敗退の崖っぷちで日本戦を迎えた。この試合でも第2Q終了時18点差を付けられていた。しかし、後半で一気に攻勢に転じ、第4Q残り1分24秒にキャメロンがこのQ4本目となるスリーポイントを決め57対57の同点に追いつき、残り31秒でカーク・ペニーが勝ち越しスリーポイントを叩き込み、60対57の大逆転勝利を上げた。そして最終戦のパナマにも勝利しファイナルラウンドに進む奇跡を演じた。しかし1回戦でアルゼンチンに敗れ16位に終わる。

ニュージーランド出身のNBA選手でもっとも有名な選手は、NBA5年目でサンアントニオ・スパーズに所属しているフォワードのショーン・マークスである。

2019年FIBAバスケットボール・ワールドカップでは、1次ラウンド敗退となり順位決定戦に回ったが、日本戦では111対81の完勝、続くトルコ戦も1点差での勝利で19位という成績を残した。

2022年FIBAアジアカップはグループリーグを2勝1敗で突破し、決勝ラウンド1回戦でシリアを97-58、クォーターファイナルでは韓国を88-77のスコアで破り準決勝進出。セミファイナルでは長年のライバルであるオーストラリアに85-76で敗れたが、3位決定戦ではヨルダン相手に83-75のスコアで勝利。大会のベスト5にトイ・スミス・ミルナーが選出された[1]

2023年FIBAバスケットボールワールドカップアジア予選では1次ラウンドを4戦全勝、2次ラウンドに入っても2連勝し、早々とワールドカップ本大会出場を決めている[2][3]

主な国際大会成績

歴代代表選手

  • ショーン・マークス
  • カーク・ペニー
  • ロバート・ロー
  • イーサン・ラスバッチ
  • アレックス・プレジャー
  • アイザック・フォトゥ
  • コーリー・ウェブスター
  • タイ・ウェブスター
  • シェイ・イリ
  • ペロ・キャメロン
  • トーマス・アバクロンビー
  • ジャロッド・ケニー
  • トム・ボダノビッチ
  • ディオン・プリュースター
  • ハイラム・ハリス
  • テイラー・ブリット
  • ベン・ゴールド
  • トイ・スミス・ミルナー
  • フィン・ディレイニー

歴代ヘッドコーチ

チームの特徴

試合前に選手達によるハカを披露することがある[4]

脚注

  1. ^ “FIBAアジアカップ2022 大会結果まとめ:優勝チーム・最終順位・MVP・バスケ男子日本代表試合結果ほか”. sportingnews.com. 2022年7月25日閲覧。
  2. ^ “New Zealand, Lebanon first two teams to book spots at FIBA Basketball World Cup 2023 from Asian Qualifiers”. FIBA. 2020年8月29日閲覧。
  3. ^ “【バスケW杯】開催国のフィリピン、日本に続き4か国が出場決定!最激戦区ヨーロッパ予選は波乱の予感?<DUNKSHOOT>”. THE DIGEST. 2022年9月1日閲覧。
  4. ^ “CRAZY New Zealand's Haka v USA @ 2014 FIBA Basketball World Cup”. FIBA. 2014年9月3日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 代表公式サイト
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