バチカンの行政区画
バチカンの行政区画(バチカンのぎょうせいくかく)では、国家内では最小国家であるバチカン市国の行政区画について述べる。
バチカン市国の面積は1km2にも満たないため、まず本土を分けた行政区画は存在しない。だが周辺がイタリアに囲まれており、1929年にイタリアと結んだラテラノ条約によりイタリア領内に治外法権地域等をもっている。
バチカンが治外法権をもつ地域
- ラテラノ大聖堂
- サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
- サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂
- ラテラノ宮殿、ラテラノ大学(英語版)の建物およびこれに隣接する建物
- 聖カリストゥス宮殿(英語版)
- ジャニコロの丘にある大学2校、病院1院
- パラッツォ・デッラ・カンチェレリア(en:Palazzo della Cancelleria)
- パラッツォ・ディ・プロパガンダ宮殿(en:Palazzo di Propaganda Fide)
- 聖オフィス宮殿(en:Palace of the Holy Office)
- 東方典礼カトリック教会のための集会場(en:Congregation for the Oriental Churches)
- バチカン放送の送信所
この他にもある。詳しくはen:Properties of the Holy See(英語版)を参照。
ヨーロッパの第一級行政区画 | |
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西ヨーロッパ | |
東ヨーロッパ | |
中央ヨーロッパ | |
南ヨーロッパ | |
北欧諸国 | |
バルト三国 | |
その他 | |
英王室属領 | |
関連項目 |
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各列内は五十音順。バチカンは国際連合非加盟。「その他」は国家の承認を得る国が少ない、または無い国であり、国際連合非加盟。国家承認を得た国連非加盟の国と地域の一覧も参照。 |