フォッシー(Fosse)は、トニー賞、エミー賞、アカデミー賞を受賞したボブ・フォッシーが振り付けを担当したミュージカルナンバーで構成されたレビュー形式のミュージカル。1999年、トニー賞最優秀ミュージカル作品賞受賞。 振り付けは、フォッシーの愛弟子であり、恋人でもあったアン・ラインキングが担当。
台詞がなく、一貫したストーリーもない。ミュージカル冒頭で、「人生は一籠のサクランボ」が歌われ、その後、ダンスが続く。最後に「シング・シング・シング」を、バンドが生演奏しながら、出演ダンサー全員が踊る。 ブロードウェイバージョンとユーロバージョンがある。 ブロードウェイバージョンの振り付けに比べて、ユーロバージョンの振り付けは退廃的な印象を与える。 これは、ブロードウェイバージョンが家族連れを考慮して作られたためらしい。
また、日本でのユーロバージョン公演の際には、大澄賢也も出演した。
主な楽曲
- (Life is Just a Bowl of Cherries from Big Deal)
- (Big Spender from Sweet Charity)
- (Sing! Sing! Sing! from Dancin)
受賞
- トニー賞(1999年)
典拠管理データベース | |
---|
|
---|
1949-1975 | |
---|
1976-2000 | - コーラスライン (1976)
- アニー (1977)
- エイント・ミスビヘイヴン(英語版) (1978)
- スウィーニー・トッド (1979)
- エビータ (1980)
- フォーティセカンド・ストリート(英語版) (1981)
- ナイン(英語版) (1982)
- キャッツ (1983)
- ラ・カージュ・オ・フォール (1984)
- ビッグ・リバー(英語版) (1985)
- ミステリー・オブ・エドウィン・ドゥルード(英語版) (1986)
- レ・ミゼラブル (1987)
- オペラ座の怪人(1988)
- ジェローム・ロビンス・ブロードウェイ(英語版) (1989)
- シティ・オブ・エンジェルズ(英語版) (1990)
- ウィル・ロジャース・フォーリーズ(英語版) (1991)
- クレイジー・フォー・ユー (1992)
- 蜘蛛女のキス (1993)
- パッション(英語版) (1994)
- サンセット大通り (1995)
- レント (1996)
- タイタニック (1997)
- ライオン・キング (1998)
- フォッシー (1999)
- コンタクト (2000)
|
---|
2001-現在 | - プロデューサーズ (2001)
- モダン・ミリー(英語版) (2002)
- ヘアスプレー (2003)
- アベニューQ (2004)
- スパマロット (2005)
- ジャージー・ボーイズ (2006)
- 春のめざめ (2007)
- イン・ザ・ハイツ (2008)
- ビリーエリオット ザ ミュージカル (2009)
- メンフィス(英語版) (2010)
- ブック・オブ・モルモン (2011)
- ONCE ダブリンの街角で (2012)
- キンキーブーツ (2013)
- 紳士のための愛と殺人の手引き(英語版) (2014)
- ファン・ホーム (2015)
- ハミルトン (2016)
- ディア・エヴァン・ハンセン (2017)
- 迷子の警察音楽隊 (2018)
- ヘイディズタウン (2019)
- ムーラン・ルージュ (2020)
- 中止 (2021)
- ストレンジ・ループ(英語版) (2022)
|
---|