マノリス・カロミリス

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マノリス・カロミリスManolis KALOMIRIS、〔ギリシア語Μανώλης Καλομοίρης〕、1883年12月14日 - 1962年4月3日)はギリシア国民楽派作曲家

オスマン帝国スミルナに生まれ、イスタンブールで教育を受けた後、ウィーンに留学してピアノと作曲を学ぶ。1906年から1910年までハリコフでピアノ教師を務めた後、アテネに落ち着く。1911年から1919年までピアノ教師や対位法の教師として活動した。1919年にアテネにエレニコン音楽院(w:Hellenic Conservatory)を設立したが、1926年に国立音楽院(National Conservatory、アテネ音楽院とは別)の創立にもかかわり、長年その院長を務めた。アテネのアカデミー会員にも選出されている。

カロミリスはワーグナーリムスキー=コルサコフの賛美者であり、ロシア国民楽派や西欧音楽の成果、近代ギリシャの民族音楽や文学を基礎として、ギリシャ国民楽派の確立を生涯の目標と肝に銘じた。情熱的な後期ロマン派音楽の作曲家であり、豊かな和声法管弦楽法、複雑な対位法、息の長い東洋的な旋律、ギリシャの民族音楽のリズムの多用が特徴的である。約220の作品は、5つのオペラと3つの交響曲、ピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲、管弦楽曲、室内楽、ピアノ曲と合唱曲のほか、多数の歌曲がある。エロスタナトスへの没入が5つの歌劇すべてにおいて際立っている。

主要作品

歌劇

器楽曲

  • 交響曲 第1番「勇士の交響曲」(1919年)
  • 交響曲 第2番(1935年)
  • 交響曲 第3番「パラミキ」(1955年)
  • 管弦楽のための三連画(トリプティーク) (1937年/1940年改訂)

外部リンク

  • 遺族による公式HP(英語版)
  • 同上、(現代ギリシャ語版)
  • マノリス・カロミリスの歌劇《母の指輪》 - ウェイバックマシン
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