ムニエル

曖昧さ回避 この項目では、魚料理について説明しています。イタリアの作曲家・マンドリン奏者については「カルロ・ムニエル」をご覧ください。

ムニエルフランス語: meunière)は、調理法のひとつ。

シタビラメのムニエル サヤインゲン添え

の切り身にコショウで下味をつけ、小麦粉などのをまぶし、バターで両面を焼いた後、レモン汁を振りかける。外側のカリッとさせた食感と、中の柔らかい身の違いが好まれる。ウシノシタ(舌平目)やスズキやブラックバスなどの白身魚や、マスサケ類がよく用いられる。

レモンソースの他にバルサミコソースタルタルソースをかける場合もある。ホワイトソースベシャメルソース)や、オーロラソース醤油風味のソースが用いられることもある。

歴史

ある日、フランスの粉専門店の娘が、魚を料理している際にうっかり粉の中に魚を落としてしまい、そのまま焼いてみたところ、美味だったためこの調理法が広がったという説がある。[1]

意味

「ムニエル」とはムニエ: meunier、粉屋または製粉業者)の女性形で、「○○・ア・ラ・ムニエール」は、「○○の粉屋または製粉業者のおかみ風」(○○にはの名前が入る)という意味である。例えば、舌平目のムニエルはフランス語で sole à la meunière(ソール・ア・ラ・ムニエール)である。

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ “【クックドア】フランス料理の調理法「ムニエル」のおいしい作り方”. www.cookdoor.jp. 2023年8月17日閲覧。

関連項目

  • 表示
  • 編集