レオン・ユリス

レオン・ユリス（Leon Marcus Uris, 1924年8月3日 - 2003年6月21日）は、アメリカのユダヤ系作家、脚本家。メリーランド州ボルチモア出身。

ユダヤ人の問題を扱った作品に優れたものが多い。脚本家としての代表作は『OK牧場の決斗』『怒りの丘』がある。

執筆した小説にも、映画化、もしくはテレビの長時間ドラマ化されて話題になったものが多い。彼の作品は人道的でヒューマニズムにあふれる作品が多い。代表作の『エクソダス 栄光への脱出』は第二次世界大戦後のイスラエル建国を扱ったもので、反イギリス・反アラブ描写が強く、ベストセラーとなった同書の対米プロパガンダは空前の成功を収めた。その原作小説の一節が名誉毀損にあたるとしたポーランド人医師との裁判が1964年にイギリスで行われた（デーリング対ユリス事件）。

作品の一覧

• "Battle Cry" (1953年)
• "The Angry Hills" (1955年)
• エクソダス 栄光への脱出 (1958年)
• "Mila 18"ミーラ街18番地 (1961年)
• トパーズ (1967年)
• "QB VII" キュービー・セブン QB7（王立裁判所第七法廷）(1970年)
• "Trinity" (1976年)