天王峰級揚陸艦

天王峰級揚陸艦

基本情報
艦種	戦車揚陸艦（LST）
運用者	大韓民国海軍
就役期間	2014年～
建造数	4隻
前級	高峻峰級
要目
軽荷排水量	4,950トン
満載排水量	7,140トン
全長	126.9 m
最大幅	19.4 m
吃水	5.4 m
機関方式	CODAD方式
主機	MAN 12V28/33D STCディーゼルエンジン×4基
推進器	スクリュープロペラ×2軸
出力	12,800馬力
速力	最大23ノット
乗員	約120人
兵装	40mm連装機銃×1基
搭載機	ヘリコプター甲板のみ
搭載艇	LCM(8)型上陸用舟艇×3隻(甲板×2,ウェルドック×1)
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天王峰級揚陸艦（チョナンボンきゅうようりくかん、英語: Cheon Wang Bong-class tank landing ships）は、韓国海軍の戦車揚陸艦の艦級。計画名はLST-II。

概要

本級は韓国が初めて建造した中型級の揚陸艦で、旧式艦に比べて5ノット以上早い速力、上陸戦指揮所のほか、艦砲やレーダーなど主要兵装は国産化率96％を達成しているとされる^[1]。艦内は防弾設計適用区画や防火隔壁も強化されており、生存性が高まっているとされる^[2]。

戦時は海兵隊や主力戦車などを搭載して上陸戦に投入され、平時は兵力と装備・物資の輸送や平和維持活動などを支援する。

同型艦

艦名	起工	進水	就役	建造者
天王峰		2013年 9月11日	2014年 11月28日	韓進重工業釜山
天子峰		2015年 12月15日	2017年 8月1日	現代重工業蔚山
日出峰		2016年 10月25日	2018年 4月2日
露積峰^[3]		2017年 11月2日	2018年 11月21日

脚注

^ “韓国海軍最初の次期揚陸艦　「天王峰」が進水式韓国海軍最初の次期揚陸艦　「天王峰」が進水式”. 聯合ニュース. (2013年9月11日). http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2013/09/11/0200000000AJP20130911001300882.HTML
^ “韓国軍の次期揚陸艦1号「天王峰」艦が進水式”. 中央日報. (2013年9月12日). http://japanese.joins.com/article/053/176053.html?servcode=400&sectcode=400
^ “大規模上陸作戦の中心戦力　新型揚陸艦を公開＝韓国”. 聯合ニュース. (2017年11月2日). http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2017/11/02/0900000000AJP20171102000300882.HTML

外部リンク

（日本語）日本周辺国の軍事兵器韓国次期戦車揚陸艦計画（LST-II）

表
話
編
歴

大韓民国海軍の艦艇

^×は退役艦型・｛｝は将来艦・国旗は建造国・（ラ）はライセンス建造

｛CVX｝

DD	^×忠武級 ^×大邱級 ^×忠北級
DDH	広開土大王級李舜臣級
DDG	世宗大王級｛KDDX（英語版）｝

フリゲート

^×京畿級
^×忠南
^×豆満級
蔚山級
仁川級
大邱級
｛忠南級｝

コルベット

^×東海級
浦項級

高速戦闘艇

哨戒艇	^×燕型大鷲型新大鷲型
ミサイル艇	^×白鴎型犬鷲型

SS	張保皐級（ラ）孫元一級（ラ）島山安昌浩級
MS	^×コスモス型 ^×海豚型

機雷戦艦艇

MLS	元山
MHC	^×錦和級江景級襄陽級

LPH	独島級
LST	^×雲峰級孤隼峰級天王峰級

天池級
昭陽

救難艦

ARS/ATS	^×昌原級（英語版） ^×平澤級統営級（フランス語版）
ASR	清海鎮｛江華島｝

閑山島（英語版）

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