春陽駅

曖昧さ回避 この項目では、韓国の駅について説明しています。中国吉林省の駅については「春陽駅 (吉林省)」をご覧ください。
春陽駅
駅舎
춘양역
チュニャン
Chunyang
(宜陽里)
地図
所在地 慶尚北道奉化郡春陽面 雲谷キル 22-2
所属事業者 韓国鉄道公社
駅種別 管理駅
駅等級 3級
駅構造 地上駅
開業年月日 1941年
乗入路線
所属路線 嶺東線
キロ程 37.9 km(栄州駅起点)
法田 (2.7 km)
(5.0 km) 鹿洞
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春陽駅
各種表記
ハングル 춘양역
漢字 春陽駅
発音 チュニャンニョク
日本語読み: しゅんよう
英語表記: Chunyang Station
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春陽駅(チュニャンえき)は、慶尚北道奉化郡春陽面(朝鮮語版)にある、韓国鉄道公社の駅である。

駅構造

駅周辺

駅の近くには喫茶店が多い春陽面の市街地がある。また、「オクチ春陽市場」のほか、寒水亭(朝鮮語版)晩山古宅(朝鮮語版)などの観光地がある[1][2]

歴史

エピソード

韓国語には「억지춘향」または「억지춘양」という慣用表現があり、「道理にかなわないことを無理矢理やって、やっと成し遂げる」の意である[3][4]。その語源の1つは嶺東線建設当時に国会議員を務めていた鄭文欽による「我田引鉄」の影響だと言われる。鄭による影響の結果、嶺東線(旧・栄岩線)の線形は法田 - 鹿洞の区間で真っ直ぐではなく、本来の建設計画上にない春陽面を通るために「Ω」状に大きく湾曲するようになり、春陽駅もこの区間に建設されたという[5][2]

なお、この言葉には春陽産の松木である高級木材の「春陽木」は春陽駅から全国に運ばれたが、その評判が高まると他地域の木材も「春陽木」と詐称するようになったという語源や、『春香伝』の物語の内容に由来するという語源もある[2][3]

隣の駅

韓国鉄道公社
嶺東線
奉化駅 - (巨村駅) - (鳳城駅) - (法田駅) - 春陽駅 - (鹿洞駅) - 林基駅

脚注

  1. ^ “봉화 춘양면에서 2년 살아보니... 이게 진짜 많습니다” (朝鮮語). 오마이뉴스 (2022年8月21日). 2023年10月6日閲覧。
  2. ^ a b c “[자박자박 소읍탐방] 솔향기 그윽한 봉화 춘양, 억지로라도 한번 가보시더” (朝鮮語). 한국일보 (2018年12月4日). 2023年10月6日閲覧。
  3. ^ a b “"수청을 들라!" 억지춘향의 유래” (朝鮮語). YTN (2017年3月6日). 2023年10月6日閲覧。
  4. ^ “바로 알고 바로 쓰는 우리말글살이[64] 억지춘향과 억지춘양” (朝鮮語). 영주시민신문 (2012年5月21日). 2023年10月6日閲覧。
  5. ^ “이래서 '억지 춘양'이라는 건가” (朝鮮語). 오마이뉴스 (2014年6月13日). 2023年10月6日閲覧。

関連項目

(慶州方面<<) 栄州 - (北栄州信号場) - (文丹信号場) - 奉化 - (巨村) - (鳳城) - (法田) - 春陽 - (鹿洞) - 林基 - 県洞 - 汾川 - 肥洞 - 両元 - 承富 - 石浦 - (銅店) - 鉄岩 - (栢山) - (清凉里・堤川方面<<)東栢山 - (ソラン信号場) - 道渓 - (古士里) - (下古士里) - (馬次里) - 新基 - (上鼎信号場) - (未老) - (桃京里信号場) - 東海 - 墨湖 - (望祥) - 望祥海水浴場 - (玉渓) - 正東津 - (安仁) - (青良信号所) - 江陵
KTX:(清凉里方面<<)(珍富 - 南江陵信号場 - 青良信号所) - 正東津 - 墨湖 - 東海

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