橋口亮輔

はしぐち りょうすけ
橋口 亮輔
生年月日 (1962-07-13) 1962年7月13日(61歳)
出生地 日本の旗 日本 長崎県
職業 映画監督脚本家
ジャンル 映画テレビドラマ
主な作品
映画
『渚のシンドバッド』
ぐるりのこと。
恋人たち
 
受賞
ブルーリボン賞
監督賞
2016年『恋人たち』
その他の賞
毎日映画コンクール
脚本賞
1995年『渚のシンドバッド』
2008年ぐるりのこと。
ロッテルダム国際映画祭
最優秀作品賞
1996年『渚のシンドバッド』
新藤兼人賞 金賞
2002年ハッシュ!
高崎映画祭
最優秀作品賞
2002年『ハッシュ!』
2008年『ぐるりのこと。』
最優秀監督賞
2015年『恋人たち』
キネマ旬報ベスト・テン
日本映画監督賞・脚本賞
2016年『恋人たち』
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橋口 亮輔(はしぐち りょうすけ、1962年7月13日[1] - )は、日本の映画監督脚本家長崎県出身[1]大阪芸術大学映像計画学科中退。

来歴

高校1年生の頃から自主制作で映画を撮り始める。大阪芸術大学を経て1985年に映画監督・脚本家として活動を始める。

1986年『ヒュルル…1985』、1989年『夕辺の秘密』がぴあフィルムフェスティバルに入選。『夕辺の秘密』はPFFアワードグランプリを受賞するなど高く評価される。その後テレビ局でアシスタントディレクターの活動を経て、1992年にPFFスカラシップを得て映画撮影を再開。1993年に、第一回監督作となる第6回PFFスカラシップ作品『二十才の微熱』を発表。この頃、自身がゲイであることを公表する。

その後、1995年には『渚のシンドバッド』がロッテルダム国際映画祭でグランプリを受賞し、国内でも毎日映画コンクール最優秀脚本賞を受賞。2001年の『ハッシュ!』では第54回カンヌ国際映画祭において監督週間部門正式招待作品となり、高く評価された。その直後にうつ病を経験したと言われているが、完治後はその体験を生かし、2008年に『ぐるりのこと。』を手がけた。

フィルモグラフィー

長編映画

  • 二十才の微熱(1993年) - 監督・脚本・出演
  • 渚のシンドバッド(1995年) - 監督・脚本・出演
  • ハッシュ!(2001年) - 監督・脚本・原作
  • ぐるりのこと。(2008年) - 監督・脚本・原作・編集
  • 恋人たち(2015年) - 監督・脚本

短編映画

  • ヒュルル…1985(1985年) - 監督・脚本・出演
  • 夕辺の秘密(1989年) - 監督・脚本・出演
  • サンライズ・サンセット(2013年、『シネマ☆インパクト』の一編) - 監督・脚本・原作
  • ゼンタイ 特別版(2013年、『+1 Vol. 4』の一編) - 監督
  • ゼンタイ(2013年) - 監督・脚本・原案

テレビ

書籍

  • 二十歳の微熱(小説、扶桑社 1994年)
  • 僕は前からここにいた(エッセイ、扶桑社 1994年)
  • 渚のシンドバッド(小説、扶桑社 1995年)
  • 小説ハッシュ!(アーティストハウス 2002年)
  • 無限の荒野で君と出会う日(エッセイ、エピデンスコーポレーション情報センター出版局 2004年)
  • まっすぐ(エッセイ P-VINE、 2016年2月)[2]

受賞歴

  • 夕べの秘密
    • PFFアワード グランプリ
  • 恋人たち

脚注

  1. ^ a b “「橋口亮輔監督インタビュー」with 映画24区俳優ワークショップ”. Creators Community (2012年6月29日). 2015年8月19日閲覧。
  2. ^ “橋口亮輔エッセイ集、「恋人たち」誕生の背景やリリー・フランキーとの思い出つづる”. 映画ナタリー (2016年2月25日). 2016年2月25日閲覧。

外部リンク

橋口亮輔監督作品
長編映画
短編映画
  • ヒュルル…1985(1985年)
  • 夕辺の秘密(1989年)
  • サンライズ・サンセット(2013年)
  • ゼンタイ 特別版(2013年)
  • ゼンタイ(2013年)
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  • 括弧内は作品年度を示す、授賞式の年は翌年(2月)
キネマ旬報ベスト・テン 日本映画監督賞
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
ブルーリボン賞 監督賞
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代

括弧内は作品年度を示す、授賞式の年は翌年(2月)

  • 作品賞
  • 監督賞
  • 主演男優賞
  • 主演女優賞
  • 助演男優賞
  • 助演女優賞
  • 新人賞
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
新藤兼人賞 金賞・銀賞
金賞
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  • HIKARI(2020)
  • 藤元明緒(2021)
  • 森井勇佑(2022)
  • 小辻陽平(2023)
銀賞
2000年代
2010年代
2020年代
1999年度まで「最優秀新人監督賞」、銀賞は2000年度開始
金賞・銀賞・プロデューサー賞
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