白井海岸駅

白井海岸駅
ホーム(2008年5月)
しらいかいがん
SHIRAIKAIGAN
普代 (3.4 km)
(3.1 km) 堀内
地図
所在地 岩手県下閉伊郡普代村
北緯40度1分57.85秒 東経141度52分58.94秒 / 北緯40.0327361度 東経141.8830389度 / 40.0327361; 141.8830389座標: 北緯40度1分57.85秒 東経141度52分58.94秒 / 北緯40.0327361度 東経141.8830389度 / 40.0327361; 141.8830389
所属事業者 三陸鉄道
所属路線 リアス線(正式には北リアス線)
キロ程 48.3 km(宮古起点)
から140.3 km
電報略号 シカ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
3人/日
-2018年-
開業年月日 1984年昭和59年)12月22日
備考 無人駅
テンプレートを表示

白井海岸駅(しらいかいがんえき)は、岩手県下閉伊郡普代村にある三陸鉄道リアス線

駅の愛称は「ウニの香り」。駅名の由来となった海岸がウニの産地として知られていることに由来する。

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線の地上駅。谷の上を線路が横断する部分に設置されているので、高架駅のような雰囲気がある。プラットホームの両側はすぐトンネルになっている。南側(普代駅方面)の第二白井トンネルはごく短く、反対側の出口を見ることができる。待合室や改札設備などは存在せず、プラットホームのすぐ側に公衆電話ボックスがあるが、電話機自体は撤去されている。無人駅でトイレがある。

利用状況

1日乗降人員推移 [3][4]
年度 1日平均人数
2012年 2
2013年 5
2014年 5
2015年 6
2016年 3
2017年 5
2018年 3

駅周辺

駅周辺(2008年11月)

駅から川沿いに標高差約50メートルの坂道を下ると、やがて小さな漁港に出る。ただし、こちら側に民家はまったく存在せず、売店はもちろん、自動販売機の類も見つけることができない。国土地理院発行の地形図に表示されている建屋は、実際にはカキ打ちなど、魚介類の加工場である。

山側の急峻な坂道を登ると、約1キロメートルで白井地区のはずれに到着する。白井地区からは、国道沿いに1日数便の普代村営バスが普代駅方面に運行されている。

その他

  • この駅は俗に秘境駅の一つとして取り上げられることもあるが、列車は上下ともに概ね1時間ごとに停車しており、鉄道を利用してのアクセスは比較的容易である。地元住民の利用は少数だが、旅人や釣り人などの利用は多い。
  • 2013年(平成25年)4月から9月まで放映されたNHK連続テレビ小説あまちゃん」の最終回で放映されたトンネル内を主人公達が走るシーンは、当駅北側(下り側)に隣接する第三白井トンネルで撮影されたものである。

隣の駅

三陸鉄道
リアス線
普代駅 - 白井海岸駅 - 堀内駅

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、503頁。ISBN 978-4-533-02980-6。 
  2. ^ “三陸鉄道:陸中野田-田野畑で運転再開”. 毎日新聞. (2012年4月1日). http://mainichi.jp/norimai/train/trainflash/news/20120401mog00m040002000c.html 2012年4月1日閲覧。 [リンク切れ]
  3. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ)2011-2015年 - 国土交通省、2019年9月3日閲覧
  4. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2020年9月23日閲覧

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、白井海岸駅に関連するカテゴリがあります。

外部リンク

  • 駅・周辺情報【白井海岸駅】:三陸鉄道
 

(盛 - 釜石間:南リアス線、釜石 - 宮古間:リアス線、宮古 - 久慈間:北リアス線)
- 陸前赤崎 - 綾里 - 恋し浜 - 甫嶺 - 三陸 - 吉浜 - 唐丹 - 平田 - 釜石 - 両石 - 鵜住居 - 大槌 - 吉里吉里 - 浪板海岸 - 岩手船越 - 織笠 - 陸中山田 - 豊間根 - 払川 - 津軽石 - 八木沢・宮古短大 - 磯鶏 - 宮古 - 山口団地 - 一の渡 - 佐羽根 - 田老 - 新田老 - 摂待 - 岩泉小本 - 島越 - 田野畑 - 普代 - 白井海岸 - 堀内 - 野田玉川 - 十府ヶ浦海岸 - 陸中野田 - 陸中宇部 - 久慈