矢倉3七桂

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△持ち駒 なし
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▲持ち駒 なし
図 矢倉3七桂基本図

矢倉3七桂(やぐらさんななけい)は、将棋戦法の1つ。 相矢倉における主流戦法であり、主に先手が矢倉の序盤で▲3七と指す指し方。

概要

矢倉3七銀と並ぶ相矢倉の序盤戦術の根幹で、主に▲3七桂-4八銀の陣にし、ここから▲1七香~1八飛の雀刺しや飛車を一段に下げる▲2九飛型、▲3八飛から右銀も活用させる森下システム、▲4七銀-3七桂型から場合によっては相手も△6三銀-7三桂から同型矢倉などへと発展する。

特に▲4七銀-3七桂型は、2010年代から流行する、自陣もしくは対戦者が土居矢倉雁木囲いなどの陣形にも活用が可能。

△持ち駒 なし
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▲持ち駒 なし
図 4七銀・3七桂型

これまで3七桂型は矢倉3七銀~▲4六銀-3七桂型と同様、▲2七歩止めの飛車先不突矢倉や▲2六歩止めにして▲2五桂のを残す指し方が多く用いられていたが、2010年代後半から矢倉戦でも序盤早めに▲2六歩~2五歩と飛車先を決めることから[1]、▲4六銀-3七桂型と違い、特に▲4五歩からの攻めも利くこの陣が用いられることも多くなる。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 雁木や早繰り銀の流行が原因?4六銀、3七桂型が見られなくなった理由とは【第48回 矢倉の崩し方】 将棋コラム 日本将棋連盟

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