矢田稔

やだ みのる
矢田 稔
2009年10月4日に神戸市長田区において開催された鉄人28号像完成記念式典にて撮影。
2009年10月4日に神戸市長田区において開催された鉄人28号像完成記念式典にて撮影。
プロフィール
本名 矢田 稔[1][2][3]
性別 男性
出身地 日本の旗 日本東京府豊多摩郡淀橋町[4](現:東京都[1][5]
生年月日 (1931-04-27) 1931年4月27日(93歳)
血液型 O型[6]
職業 声優俳優ナレーター童謡歌手
事務所 ケッケコーポレーション
配偶者 あり
公式サイト 矢田稔プロフィール ケッケコーポレーション
公称サイズ(時期不明)[3]
身長 / 体重 166 cm / 55 kg
声優活動
活動期間 1963年 -
ジャンル アニメ、ゲーム吹き替えナレーション
デビュー作 『鉄人28号 (テレビアニメ第1作)』(敷島博士役)
俳優活動
活動期間 1942年 -
ジャンル テレビドラマ映画舞台
デビュー作 『新雪』[7]
音楽活動
活動期間 1939年[8] -
職種 童謡歌手
声優:テンプレート | プロジェクト | カテゴリ
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矢田 稔(やだ みのる、1931年昭和6年〉4月27日[1][2][3] - )は、日本声優俳優ナレーター童謡歌手ケッケコーポレーション所属[6]日本俳優連合顧問[9]東京府豊多摩郡淀橋町(現:東京都)出身[4][1][5]。かつては子役としても活動した[8]

経歴

東京府豊多摩郡淀橋町(現在の東京都新宿区)で生まれる[4]

佐々木すぐるにスカウトされ[7]、1939年に芸能界入り[8]。童謡歌手として日本コロムビアポリドールで活動[8][4]。子役としても活動し[8]、1942年、大映多摩川撮影所と契約し[10]、映画『新雪』でデビュー[7]。新児童劇団に所属[4]開成高等学校卒業[1][4]。1953年に劇団俳優座演劇研究所附属俳優養成所(2期生)を卒業後、俳優座スタジオ劇団同人会設立に参加[11]フリーランスとなり[11]、プレーヤーズ・センター[4]グループ・てえぶらを経て[12]、1958年、新作座設立[4]、1960年に劇団潮設立[13]東京俳優生活協同組合[13]、土の会[14]劇団河[1][2]、三輪事務所、ALBAを経て、現在はケッケコーポレーション所属[3]。声優としても日本のアニメ黎明期から活躍している。

香川県高松市のタレント養成スクール「アーク・アクターズ・スクール」の顧問・講師を近年まで務めていた他、宝映テレビプロダクション付属養成所などでも講師を務めている[8]

2020年に第14回声優アワード功労賞を受賞[15]

人物

声種ハイバリトン[16]

方言は秋田弁[1]東北弁[5]。特技は富本節[5]地唄舞の解説、司会[6]。趣味はドライブ[5]旅行[5]読書[5]

出演

テレビドラマ

映画

  • 新雪(1942年)
  • 出征前十二時間(1943年)
  • 海の呼ぶ声(1944年)
  • 市川馬五郎一座顛末記 浮草日記(1955年)
  • 囚人船(1956年) - 津田兼松
  • 消えた私立探偵(1958年) - 刑事C
  • 無法松の一生(1958年)
  • 続サラリーマン忠臣蔵(1961年)
  • 海賊船 海の虎(1964年)

舞台

  • 雲の涯て
  • 自由の彼方で
  • 劇団カッパ座 各公演 - おはなしのおじいさん
  • 犬神(2002年) - 声の出演
  • 座長の中の座長 沢竜二の世界(戸野廣浩司記念劇場、2010年)
  • ケッケコーポレーション朗読劇「声」Vol.5「寺内貫太郎一家」(2014年)
  • 劇団まほろば 第22回公演「ロード・オブ・スター〜大女優への道〜」(2016年) - 演出

テレビアニメ

1963年
  • 鉄人28号 (テレビアニメ第1作)(敷島博士[17][2]
  • 鉄腕アトム (アニメ第1作)(狩人)
1968年
1969年
  • 巨人の星
1970年
1971年
1972年
1973年
1974年
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1998年
1999年
2000年
2003年
2004年
  • 風人物語(校長先生)
  • ブラック・ジャック(老飼育員)
2007年
  • ドラえもん(テレビ朝日版第2期)(2007年 - 2010年、おじさん、医者、主人)
2014年
  • 七つの大罪(村長)

劇場アニメ

1984年
  • 風の谷のナウシカ(ニガ[25][2]
1988年
  • めぞん一刻 完結篇(一の瀬氏[2]
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
2001年
2005年
2010年
2016年

OVA

  • COOL COOL BYE クール・クール・バイ(1986年、長老[2]
  • バビ・ストック II ザ・リベンジ・オブ アイズマン 愛の鼓動の彼方に(1986年、長老)
  • サンリオ世界名作映画館「ハローキティのシンデレラ」(1989年、王)
  • 闇夜の時代劇 甚助の耳(1995年、ナレーター)
  • ドラえもん宇宙超図鑑(1997年、藤子・F・不二雄)
  • 装甲騎兵ボトムズ 幻影篇(2010年、テダヤ)

ゲーム

  • 真怨霊戦記(1995年、板橋元心、伊藤弘章)
  • 天外魔境 第四の黙示録(1997年、レオン)
  • 天外魔境 第四の黙示録(2006年、ブラウン博士)※PSP

吹き替え

俳優

  • シャルル・アズナヴール
    • 栄光への賭け(ベンデック)
    • 地獄の決死隊(ドクター・サミュエル)
    • フランス式十戒(ドニ)
    • 脱走部隊0013匹・インドシナ戦線の愚連隊(ティボン)
    • 冒険者・愛と革命に生きた鮮烈の生涯(マルセル)

映画

ドラマ

  • アガサ・クリスティー ミス・マープル(ルーサー〈モーリス・デナム〉)
  • 宇宙大作戦(ランドルー〈チャールズ・マッコウレイ〉)
  • 奥さまは魔女 ※第82・128話
  • 警察署長(ソウルズ医師〈ダニー・ネルソン〉)
  • 刑事コロンボシリーズ
    • 「二枚のドガの絵」(エバンス執事〈カート・コンウェイ〉、刑事)
    • 「ロンドンの傘」(ジョー・フェンウィック〈アーサー・マレット〉)
  • こちらブルームーン探偵社
  • 三国演義蔣延
  • 私立探偵ハリー「ハリソンの災難」
  • スパイ大作戦
    • 二重スパイをでっちあげろ!(エヴェレット・ブキャナン〈ドン・ランドルフ〉)
    • 暗殺者には面がない(トラズマー)
    • 死の商人(賭博場の客)
    • 王冠すりかえ大逆転(デュバル、ホテルの受付)
  • 逃亡者 「砂漠の嵐の中で」
  • 名探偵ポワロ ※NHK版
    • 「安いマンションの事件」(ポール〈ピーター・ハウエル〉)
    • ABC殺人事件」(カスト〈ドナルド・サンプター〉)
    • 「エジプト墳墓の謎」(ドクター・フォスウェル〈ジョン・ストリックランド〉)
    • 「ゴルフ場殺人事件」(ルシアン・ベクス〈バーナード・ラサム〉)
    • 「クラブのキング」(フランプトン執事〈ヴァス・アンダーソン〉)

アニメ

人形劇

特撮

人形劇

ラジオ

  • 男と女のいる風景(1980年、文化放送
  • 私の文庫本(1980年代、文化放送)
  • NHK FMシアター 翔べ!マイ・フレンド(1989年)
  • ドコモミステリー劇場 矢田元警部の事件簿(2003年、演出) - 矢田淳之介
  • にっぽん365日(極東放送 (沖縄) ミニトーク番組)

朗読

  • 声の図書館シリーズ(朗読)
    • 赤蛙
    • こぶとり
    • 凡なる凡人
    • 畜犬談
    • 薄明
    • 生活の探求

CD

CM

その他コンテンツ

  • 書籍 対談集「ぼくらが子役だったとき」(著:中山千夏、金曜日刊、2008年7月30日発売)
  • 俳優/声優 矢田稔の あなたもマスターできる標準アクセントセミナーDVD
  • 山の手空襲から70年 -青山周辺の景色、戦前・戦中・戦後-(山陽堂書店、2015年5月30日) - 朗読

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ a b c d e f g 日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、209頁。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年、303頁。ISBN 4-87376-160-3。 
  3. ^ a b c d 『日本タレント名鑑(2015)』VIPタイムズ社、2015年、385頁。ISBN 978-4904674062。 
  4. ^ a b c d e f g h 「テレビ人名鑑」『キネマ旬報』臨時増刊テレビ大鑑、キネマ旬報社、1958年6月、159頁。 
  5. ^ a b c d e f g 矢田稔 - 日本タレント名鑑
  6. ^ a b c “矢田稔プロフィール”. ケッケコーポレーション. 2023年7月14日閲覧。
  7. ^ a b c “矢田稔のプロフィール”. goo ニュース. 2018年4月24日閲覧。
  8. ^ a b c d e f “講師紹介”. 宝映テレビプロダクション. 2009年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月24日閲覧。
  9. ^ “組織概要”. 日本俳優連合. 2022年12月3日閲覧。
  10. ^ 『タレント名鑑NO1』芸能春秋社、1962年、89頁。 
  11. ^ a b “講師~矢田 稔”. アドヴァンスプロモーション. 2003年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月29日閲覧。
  12. ^ 「新桜オールスタァ名鑑」『芸能画報』3月号、サン出版社、1958年。 
  13. ^ a b 『タレント名鑑NO1改訂版』芸能春秋社、1963年、89頁。 
  14. ^ 文化人名録』《昭和42年版》日本著作権協議会、1967年、3591頁。 
  15. ^ “第14回 声優アワード:富山敬賞に水島裕 高橋和枝賞は深見梨加 功労賞に矢田稔、高坂真琴”. MANTANWEB (2020年2月18日). 2020年2月19日閲覧。
  16. ^ 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、107頁。 
  17. ^ “鉄人28号”. エイケン オフィシャルサイト. 2021年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月11日閲覧。
  18. ^ “ドカベン”. 日本アニメーション. 2016年8月2日閲覧。
  19. ^ “まえがみ太郎”. 日本アニメーション. 2016年6月29日閲覧。
  20. ^ “サンゴ礁伝説 青い海のエルフィ”. 日本アニメーション. 2016年5月17日閲覧。
  21. ^ “トッポ・ジージョ”. 日本アニメーション. 2022年9月15日閲覧。
  22. ^ “夢見るトッポ・ジージョ”. 日本アニメーション. 2022年9月15日閲覧。
  23. ^ “みかん絵日記”. 日本アニメーション. 2016年6月18日閲覧。
  24. ^ “男はつらいよ 〜寅次郎忘れな草〜”. エイケン オフィシャルサイト. 2016年6月19日閲覧。
  25. ^ “風の谷のナウシカ”. 金曜ロードSHOW!. 2016年6月2日閲覧。

外部リンク

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