砂の雫

砂の雫
PINKシングル
初出アルバム『DAYDREAM TRACKS
B面 HINEMOS(ヒネモス)
リリース
規格 7インチレコード
ジャンル
時間
レーベル EPIC・ソニー
作詞 實川翔
作曲 福岡ゆたか
PINK シングル 年表
砂の雫
(1984年)
PRIVATE STORY
(1984年)
DAYDREAM TRACKS 収録曲
A面
  • 1.「ZEAM ZEAM #0」
  • 2.「MOONSTRUCK PARTY (荒野の七人)」
B面
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砂の雫」(すなのしずく)は、日本のロックバンドであるPINKの楽曲。

1984年6月21日EPIC・ソニーから1枚目のシングルとしてリリースされた。作詞は實川翔、作曲は福岡ゆたかが担当している。

表題曲は、FUJI CASSETTE『地獄でグッドサウンド』のイメージソングとして使用された。

背景

ビブラトーンズに在籍した福岡ユタカ(福岡ゆたか)、矢壁アツノブ、ホッピー神山を中心として前身バンドおPINK兄弟が結成され、やがて東京ブラボーの岡野ハジメ爆風銃スティーブ衛藤[注釈 1]ショコラータの渋谷ヒデヒロというメンバーが固まり、1983年にPINKとしてデビューした[1]

マネージャーに、かつて太田裕美山下久美子、チャクラなどのディレクターを務めた福岡智彦が担当している。智彦が起用された経緯として、当時太田のバックバンドでドラムを担当していた成沢彰三[注釈 2]から、PINKのデモテープを渡されたことがきっかけで、当初はマネージャーとしてEPIC・ソニーに移籍した[2]。その後、表題曲のレコーディングに立ち会い、1984年7月にPINKのディレクターとして、EPIC・ソニーのA&Rと共に転身することとなった[2]

リリース、ディスクジャケット

1984年6月21日EPIC・ソニーから7インチレコードのみでリリースされた。

ディスクジャケットは、タイアップであるFUJI CASSETTE『地獄でグッドサウンド』のキャプチャを採用しており、メンバーは大きくショックを受けたという[2]

収録曲

7インチレコード
全編曲: PINK。
#タイトル作詞作曲時間
1.砂の雫實川翔福岡ゆたか
2.HINEMOS(ヒネモス)福岡ゆたかPINK
合計時間:

リリース日一覧

No. リリース日 レーベル 規格 規格品番 備考
1 1984年6月21日 EPIC・ソニー 07・5H-206 7インチレコード

収録作品

アルバム

楽曲 アルバム 発売日 備考
砂の雫 DAYDREAM TRACKS 1987年7月22日 ベスト・アルバム
『PINK BOX』 2013年5月22日
  • CD-BOX
  • Disc-7『レア・トラック集』に収録
HINEMOS(ヒネモス) 『DAYDREAM TRACKS』 1987年7月22日 ベスト・アルバム
『PINK BOX』 2013年5月22日
  • CD-BOX
  • Disc-7『レア・トラック集』に収録

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 神山もビブラトーンズの前に爆風銃に参加している。
  2. ^ 当時、バックミュージシャンとして全国を回っているうちに、各地のイベンターと仲良くなったことで広い人脈を持つようになり、スタッフ側に転身しようとしていたところだったタイミングだった。

出典

  1. ^ 『PINK BOX 所収ブックレット』、ワーナーミュージック・ジャパン、2013年、EAN 4943674138609
  2. ^ a b c “PINKの「PRIVATE STORY」タイアップすりゃいいってもんじゃない”. Re:minder. 株式会社リマインダー (2018年4月25日). 2023年11月11日閲覧。

外部リンク

  • "砂の雫 = Suna No Shizuku" - Discogs