航空機衝突防止装置(こうくうきしょうとつぼうしそうち、Airborne Collision Avoidance System : ACAS)とは、衝突の恐れがある航空機の存在を操縦士に知らせるためのシステムである。
国際民間航空条約の第10付属書第4巻で基準が定められている。地上の航空管制システムからは独立しており、衝突の危機が迫った時に衝突の回避操作を操縦士に指示する。また、日本の電波法施行規則では「航空機局の無線設備であつて、他の航空機の位置、高度その他の情報を取得し、他の航空機との衝突を防止するための情報を自動的に表示するものをいう」と定義されている[1]。
2006年時点では、国際民間航空機関 (ICAO) の ACAS II に適合した実装は TCAS II (空中衝突防止装置)のバージョン 7.0 のみで、ロックウェル・コリンズ社とハネウェル社から提供されている。
出典
- ^ 電波法施行規則2条1項49の5号 - 総務省 電波利用ホームページ
関連項目
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- カバネストラット(英語版)
- キャノピー
- クラックアレスタ(英語版)
- 航空機ドープ(英語版)
- 航空機ファブリックカバー(英語版)
- 航空機フェアリング(英語版)
- フライングワイヤー(英語版)
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- 胴体
- ハードポイント
- インタープレーンストラット(英語版)
- ジュリーストラット(英語版)
- 前縁
- リフトストラット(英語版)
- ロンジロン(英語版)
- ナセル
- リブ (航空工学)(英語版)
- 翼桁
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