須崎正太郎

須崎 正太郎(すざき しょうたろう)は日本ライトノベル作家。福岡県出身、在住。『隠岐島千景の大いなる野望』でデビュー。

来歴

第13回スーパーダッシュ小説新人賞に応募したことがきっかけ[1]ダッシュエックス文庫からデビュー。

銀行員として勤務した経験があり、デビュー作の『隠岐島千景の大いなる野望 高校生たちが銀行を作り、学校を買収するようです』や、その後の作品『銀行ガール 人口六千人の田舎町で、毎日営業やってます』は当時の知識や経験を活かしたものになっている。

2018年3月には、『戦国商人立志伝』の販売施策の一環として、KADOKAWAL-エンタメ小説シリーズと提携しクラウドファンディングを用いたプロモーション企画を実行。 クラウドファンディングは成立し、読者サービスの新しい形としてメディアも注目[2]した。

2020年7月、『酒井七馬手塚治虫』が講談社NOVEL DAYS「大人が楽しめる骨太小説」コンテスト大賞を受賞[3]

作品リスト

単行本

  • 『隠岐島千景の大いなる野望 高校生たちが銀行を作り、学校を買収するようです。』(ダッシュエックス文庫、イラスト:一葉モカ
  • 『異世界君主生活 ~読書しているだけで国家繁栄~』(ダッシュエックス文庫、イラスト:狐印
  • 『勇者だけど歌唱スキルがゼロなせいで修羅場続きになっている』(角川スニーカー文庫、イラスト:希望つばめ)
  • 『童貞を殺す異世界』(ダッシュエックス文庫、イラスト:さくらねこ
  • 『戦国商人立志伝 ~転生したのでチートな武器提供や交易の儲けで成り上がる~』(L-エンタメ小説、イラスト:KASEN)
  • 『銀行ガール 人口六千人の田舎町で、毎日営業やってます』(メゾン文庫、イラスト:toi8[4]
  • 『恋するカナリアと血獄の日記帳【指風鈴連続殺人事件】』(青燈舎、イラスト:グリコーゲン
  • 『田坂善四郎 戦前に愛媛・佐賀・福岡の地で活動し月賦制度の開祖と呼ばれた伊予商人』(NextPublishing Authors Press)

短編

  • 『激突! 某中学校図書委員長選挙!!』(「5分で読書 最後はかならず私が勝つ」収録)(カドカワ読書タイム)

電子書籍

WEB

  • 『酒井七馬と手塚治虫』(tree掲載)[5]

写真提供

脚注

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  1. ^ 賞は4次選考で落選したが、作品が編集者の目に留まったことでデビューに繋がった。なお、そのときの応募作品「銀行員ハルカ彼方を目指す」はのちに発売された電子書籍作品『ラノベ作家ですが自作が書籍化すると思ったら、クラウドファンディングもすることになりました』の中に特別付録として収録されている。
  2. ^ 題名やコピー提案、資金も 読者参加の本作り活況
  3. ^ “「大人が楽しめる骨太小説コンテスト」 結果発表|コンテスト|DAYS NEO -デイズネオ-”. DAYS NEO -デイズネオ-. 2022年4月14日閲覧。
  4. ^ 一迅社メゾン文庫×エブリスタ小説大賞受賞作品
  5. ^ NOVEL DAYS「大人が楽しめる骨太小説」コンテスト大賞受賞作品

関連項目

外部リンク

  • ライトノベル作家 須崎正太郎のブログ
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