17才-at seventeen-

17才 -at seventeen-』(じゅうななさい -アット セブンティーン-)は、1994年4月28日から同年9月1日まで、フジテレビ系列で放送されていた日本テレビドラマ。主演は女優内田有紀で、『ボクたちのドラマシリーズ』からの派生作品。放送時間は、毎週木曜20:00 - 20:54(JST)。

あらすじ

羊が原に住む翠はセントウェルトン高等学院に通う高校生。同級生の恭一や玲奈、雄司、浩介、稔らと共に平穏な高校生活を過ごしていたが、そこに幼なじみの巧美が突然現れる。

出演

主な出演者である7人には、それぞれ7曜日にちなんだ名前がつけられている。

主要人物
  • 日高巧美:内田有紀(小学生時代:萩原ひとみ)
    • 男勝りな性格で、口調も男言葉を話す。
    • 正義感が強い反面、けんかっ早いのでよくトラブルの原因を起こす。
    • 両親の事情で、翠の家で暮らしている。
    • 翠の父と晩酌をすることが日課。
  • 月影翠:一色紗英(小学生時代:石山恵)
    • 女らしい性格で、巧美とは正反対の性格。
    • 巧美とは従姉妹で母親同士が姉妹である。
    • 恭一と交際をしており、料理が得意。
  • 火野恭一:武田真治(小学生時代:塚田純一郎)
    • 翠と交際をしているが、巧美にも特別な感情を抱いている。
    • タバコを吸う。
  • 水谷雄司:伊崎充則(小学生時代:石井寧)
    • 小学校の途中で転校をしてくる。転校当初は6人から嫌われていた。
    • 眼鏡をかけており、データ分析が得意。
  • 木村浩介:山本太郎(小学生時代:熱田一
    • 巧美同様けんかっ早い。
    • かわいい女の子に目がない。
    • 学校以外では常に頭にバンダナを巻いている。
  • 金子玲奈:シューベルト綾(小学生時代:西脇香)
    • クールな性格で、お金が一番という考えを持っている。
    • 雄司や浩介、学校中の人たちにお金を貸しその利子で稼いでいる。
  • 土屋稔:須藤公一(小学生時代:石井宏明)
    • 甘いものと電車の写真撮影が好き。
    • 小学校時代から太っており、性格も7人の中で一番ゆったりしている。
    • P's Dinerではパフェを食べていることが多い。
P's Diner

主人公たちのたまり場のカフェ。劇中では「ピーズ」と呼ばれ、 基本的には客は主人公たち7名と吉永博士しか来店せず、各話のゲストがたまに来店する。

月影家
  • 月影紺二郎:モト冬樹 
    翠の父。
  • 月影藍子:浅田美代子
    翠の母。
    • 翠の両親はともにセントウェルトン高等学院卒業生で、初代ミスターセントウェルトン学院、ミスセントウェルトン学院であり、それが縁で結婚をした。
セントウェルトン高等学院

主人公たちの通う高校。ロケ地は佐野女子短期大学。(現在の佐野日本大学短期大学

その他の人々
  • 山口清:東根作寿英
    通称「卑怯者のきよし」。
  • 小林恵
    清の妹。
  • 本城司:堀真樹
    「20年後にこの街を牛耳る」が口癖。
  • はらみつお
    羊が原駅の駅員。
  • JAZZ CUTTS
ゲスト

サブタイトル

  • 01話 「7人のバカヤロー」
  • 02話 「恋か友情か」
  • 03話 「ヒーロー誕生」
  • 04話 「偽りのデート」
  • 05話 「恋はお金で買えない」
  • 06話 「雄司の過去[注釈 2]
  • 07話 「真昼の決闘」
  • 08話 「恋と人力飛行機」
  • 09話 「水着で失礼します」
  • 第10話 「こうして僕の恋は終わった」
  • 第11話 「放課後の殺人事件」
  • 第12話 「花火の夜の出来事」
  • 第13話 「君に恋してた」
  • 最終回 「友情の終わり」

その他

  • 高校生の日常を描いたドラマだが未成年者の飲酒・喫煙シーンが多用されている。
    • 劇中でも「マスター、ビールちょうだい」や「タバコ切らした」などというセリフが高校生役同士で飛び交っている。
    • 当初はそのまま放送を行っていたが、当時苦情が寄せられたために飲酒シーンで「おことわり 法律で未成年の飲酒は堅く禁じられています。」とテロップが出された。
    • 後に「おことわり 法律で未成年の飲酒ならびに喫煙は堅く禁じられています。」と変更になり、番組終了後にも同様の注意書きが表示されるようになった。
    • 本放送以降、日本での再放送は実現しておらず、またビデオやDVDなどによる商品化もされていない。これは未成年の飲酒や喫煙をお洒落に映るように演出の中に取り入れたことが原因とされる。
  • その作品終了後のフジテレビ系列木曜8時枠は8時跨ぎの番組が多く、二度、夜7時と統合して2時間枠の期間があったが、2021年4月に「奇跡体験!アンビリバボー」が27年ぶりに夜8時開始の番組になる。

スタッフ

脚注

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注釈

  1. ^ 本名の雛形明子名義で出演。
  2. ^ 雨天のためプロ野球中継が中止となり、雨天中止用に制作された“雨傘用”として放送。
フジテレビ 木曜20時台(1994年4月 - 9月)
前番組 番組名 次番組
17才-at seventeen-
木曜ファミリーランド
1963年10月 - 1964年4月(時代劇・第1期)
1963年

三匹の侍(第1シリーズ)

1964年10月 - 1965年4月(時代劇・第2期)
1964年

三匹の侍(第2シリーズ)

1965年10月 - 1966年4月(時代劇・第3期)
1965年

三匹の侍(第3シリーズ)

1966年10月 - 1967年3月(時代劇・第4期)
1966年

三匹の侍(第4シリーズ)

1967年10月 - 1968年3月(時代劇・第5期)
1967年

三匹の侍(第5シリーズ)

1968年10月 - 1969年9月(時代劇・第6期)
1968年

三匹の侍(第6シリーズ)

1969年
1969年10月 - 12月(ドラマ・第1期)
1969年

黄金のスパイ作戦1

1972年10月 - 1973年9月(時代劇・第7期)
1972年
1973年

新選組

1974年10月 - 1975年4月(時代劇・第8期)
1974年

座頭市物語

1975年5月 - 9月(ドラマ・第2期)
1975年

猿の惑星

1979年4月 - 6月(時代劇・第9期)
1979年
1979年10月 - 1982年3月(ドラマ・第3期)
1979年
1980年
1981年
1982年

おあねえさんTHK制作)

1986年10月 - 1993年9月(ドラマ・第4期)
無印
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年

世にも奇妙な物語(第2シリーズ)

1992年
ボクたちのドラマシリーズ
1992年
1993年
1994年4月 - 1994年9月(ドラマ・第5期)
1994年

17才-at seventeen-

1995年10月 - 1997年9月(ドラマ・第6期)
1995年
1996年
1997年
関連項目
121:26まで
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