2013年サナア自爆テロ
2013年サナア自爆テロ | |
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イエメンにおけたアルカーイダのテロ活動中 | |
場所 | イエメンサナア |
日付 | 2013年12月5日 |
標的 | イエメン国防省 |
死亡者 | 52[1] |
負傷者 | 162[2] |
容疑者 | アラビア半島のアルカーイダ |
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2013年サナア自爆テロ(にせんじゅうさんねんさなあじばくてろ)は、2013年12月5日に、イエメン首都サナアでアルカーイダ武装集団による起きたテロ活動。
背景
2012年2月に長期独裁政治を実行していたイエメンの大統領アリー・アブドッラー・サーレハが退任して以来、国内でアルカーイダ系武装勢力が活動を活発化させ、政府との衝突が続いている。
経過
当日午前9時過ぎ、爆発物を積んだ車がサナアにある国防省の軍事病院に突っ込み、爆発。その後、犯人たちは病院に乱入して医師や患者たちを銃撃し、手榴弾を投げつけるなどの襲撃を加えた。さらに病院内で政府の治安部隊と銃撃戦になった[3][4]。この時の模様は防犯カメラに記録されており、現地メディアにより公開された。
死傷数
52人が死亡し、167人が負傷した。多くの死者は病院にいた患者だったが、ドイツ人やベトナム人の医者、フィリピン人やインド人の看護師も含まれていた。
犯行者
国際テロ組織アルカーイダ系武装組織「アラビア半島のアルカーイダ」が同月6日に、インターネット上に犯行声明を出した[5]。