インフィニティ・Q30

インフィニティ・Q30
H15型
フロント
リア
インテリア
概要
販売期間 2015年 - 2019年
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアハッチバック
駆動方式 前輪駆動
四輪駆動
パワートレイン
エンジン M270型 直列4気筒 1.6L ターボ
M270型 直列4気筒 2.0L ターボ
OM607型 直列4気筒 1.5L ターボディーゼル
OM651型 直列4気筒 2.2L ターボディーゼル
変速機 7速AT
6速MT
車両寸法
ホイールベース 2,700 mm
全長 4,425 mm
全幅 1,805 mm
全高 1,475-1,495 mm
系譜
後継 無し
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Q30キューサーティー )は、日産自動車高級車部門であるインフィニティによって製造・販売されていた乗用車である。

概要

Q30コンセプト

2013年フランクフルトモーターショーにおいてワールドプレミアとなった「Q30コンセプト」をルーツとし[1]、その後、2015年の同ショーにて市販型に修正したものが発表された[2]

歴史

2015年末より生産を開始し、2016年1月より、欧州圏を皮切りに、順次販売をスタート。オセアニア中国韓国台湾でも販売された。生産は全て、英国日産自動車製造サンダーランド工場。

メカニズムの大半は日産と技術提携しているメルセデス・ベンツのコンパクトハッチバック、Aクラス(W176)をベースとし、開発、内外装のデザインもそれを核に行われた。ルノー・日産アライアンスとダイムラーとのアライアンスの成果で出たモデルとしては、メルセデス・ベンツ・シタンルノー・トゥインゴ/スマート・フォーツーおよびフォーフォーに次いで3例目となる。

パワーユニットはAクラスで採用する1.6Lと2.0Lの2種のM270(ともに直4ターボガソリン)、1.5L・直4ディーゼルのOM607(=K9K)、2.2L・直4ディーゼルのOM651を各市場に応じて用意し、上位グレードにはAWDも設定された。

メルセデス・ベンツのメカニズムをベースとする関係上、ホイールハブは日産系の乗用車では初となるPCD112/5穴を採用する。

2019年、日産は2020年代前半にサンダーランド工場におけるインフィニティブランド車の生産を中止し、同ブランドを欧州(西欧)市場から撤退させることを発表[3]。次期モデル及び生産工場は無い。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “インフィニティが「Q30コンセプト」を公開【フランクフルトショー2013】”. WebCG (2013年9月12日). 2017年6月1日閲覧。
  2. ^ “【フランクフルトモーターショー2015】インフィニティ史上最小モデルの「Q30」ワールドプレミア!!”. autoblog (2015年9月20日). 2017年6月1日閲覧。
  3. ^ “日産、高級車「インフィニティ」西欧から撤退 英での生産終了も発表”. 日本経済新聞 (2019年3月13日). 2019年3月12日閲覧。

関連項目

外部リンク

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インフィニティ ロードカータイムライン(北米市場、1990年以降)
種類 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
セダン G20 G20 G35 G25/37 → Q40
Q50
I30 I30/35
J30 M45 M35/45 M37/56/35h/35hL/30d → Q70
Q45(初代) Q45(2代目) Q45(3代目)
クーペ/コンバーチブル M30 G35 G37 → Q60 Q60
SUV QX30
EX35/37 → QX50 QX50
JX35 → QX60
FX35/45 FX35/37/50/30d → QX70
QX4 QX56 QX56 → QX80
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