ブルータスの心臓-完全犯罪殺人リレー

ブルータスの心臓
-完全犯罪殺人リレー
著者 東野圭吾
発行日 1993年8月20日
発行元 光文社
ジャンル ミステリー推理小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 文庫本
コード ISBN 4-334-71739-X
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ブルータスの心臓-完全犯罪殺人リレー』(ブルータスのしんぞう かんぜんはんざいさつじんリレー)は、東野圭吾推理小説。単行本は光文社から1989年に刊行され、1993年に光文社文庫版が刊行された。2009年に新装版が刊行された。

キャッチコピーは、「約束された未来のため、男は殺人へと走る!

2011年6月17日に藤原竜也主演でテレビドラマが放送された。

あらすじ

産業機器メーカーで人工知能ロボットの開発に携わる末永拓也が窮地に陥った。妊娠した愛人、雨宮康子が、掻爬を拒んだためである。 上昇志向の強い拓也は、オーナーの女婿になりたいと言う目論見を持っていた。事態の露見は、野望の頓挫を意味する。 そんな中、打開策を見出せない状態に焦りを覚えていた拓也に、意外な提案を持ち掛ける者が現れた。共同作業で康子を殺害しようと言うのである。男達の、完全犯罪殺人リレーがスタートした。

登場人物

末永拓也
産業機器メーカーMM重工勤務。職務は人工知能ロボットの研究開発。殺人リレー計画参加者
雨宮康子
拓也の愛人。MM重工役員室勤務
仁科直樹
拓也の上司・MM重工開発企画室長・専務の息子。殺人リレー計画の発起人
橋本敦司
拓也の同僚。殺人リレー計画参加者
仁科敏樹
MM重工専務。直樹の父
宗方伸一
MM重工航空機事業部研究主任。敏樹の長女の夫
中森弓絵
MM重工開発企画室勤務
酒井悟郎
MM重工工場作業員。弓絵の幼馴染
高島勇二
弓絵の婚約者。1年前に死亡
佐山総一
警視庁捜査一課刑事

テレビドラマ

2011年6月17日フジテレビジョン系列の「金曜プレステージ」において、「東野圭吾3週連続スペシャル」の第2弾として放映された。視聴率16.1%。

キャスト

スタッフ

小説
加賀恭一郎
ガリレオ
浪花少年探偵団

浪花少年探偵団 - 浪花少年探偵団2(現:しのぶセンセにさよなら)

天下一大五郎
笑小説
マスカレード
スキー場

白銀ジャック - 疾風ロンド - 恋のゴンドラ - 雪煙チェイス

ラプラスの魔女

ラプラスの魔女 - 魔力の胎動 - 魔女と過ごした七日間

その他の小説

放課後 - 白馬山荘殺人事件 - 学生街の殺人 - 11文字の殺人 - 魔球 - ウインクで乾杯 - 十字屋敷のピエロ - 鳥人計画 - 殺人現場は雲の上 - ブルータスの心臓 - 宿命 - 仮面山荘殺人事件 - 変身 - 回廊亭の殺人 - ある閉ざされた雪の山荘で - 美しき凶器 - 同級生 - 分身 - むかし僕が死んだ家 - 虹を操る少年 - パラレルワールド・ラブストーリー - 天空の蜂 - 秘密 - 白夜行 - 片想い - レイクサイド - 時生 - ゲームの名は誘拐 - 手紙 - おれは非情勤 - 殺人の門 - 幻夜 - さまよう刃 - 使命と魂のリミット - 夜明けの街で - ダイイング・アイ - 流星の絆 - パラドックス13 - カッコウの卵は誰のもの - プラチナデータ - ナミヤ雑貨店の奇蹟 - 夢幻花 - 虚ろな十字架 - 人魚の眠る家 - 危険なビーナス - クスノキの番人 - ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 - 白鳥とコウモリ

短編集
エッセイ

あの頃ぼくらはアホでした - ちゃれんじ? - さいえんす? - 夢はトリノをかけめぐる - たぶん最後の御挨拶

その他
テレビドラマ
映画
舞台劇
関連項目
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