バシャン

バシャン(英語: Bashanヘブライ語: הַבָּשָׁן‎ (ha-Bashan)、ラテン語: Basan)はエモリ人の王オグの領土である、後にイスラエル領になり、マナセ族に割り当てられた地である。「なめらかな」「柔らかい」という意味であると言われ、肥沃な土地として知られ、強い雄牛、高い木などが特徴である。オグの王都はエドレイであり、そのほかの主な町にはアシュタロテ・カルナイム(英語版)があった。

北イスラエル王国の首都サマリヤの貴婦人たちのことは「サマリヤの山にいるバシャンの雌牛ども」と表現された。[1]

ヨルダン川の東、ヤボク川からヘルモン山までの間、ゲネサレ湖からハウラン山脈までの間の地帯をさして言った。[2] ソロモンの統一イスラエル王国では、弟6行政区をなした。[3]

最終的には、前722年にアッシリアティグラテ・ピレセル王に攻略された[4]

脚注

  1. ^ アモス4章1節
  2. ^ 第一列王記4章13節
  3. ^ 第二列王記10章33節
  4. ^ 列王紀下(口語訳)#15:29

参考文献

アシェル族
ナフタリ族
ゼブルン族
マナセ族
イッサカル
ガド族
ルベン族
エフライム族
ダン族
ベニヤミン族
ユダ族シメオン族
レビ族
バビロン捕囚
逃れの町
カナン人
ペリシテ人
アラム人
モアブ人
周辺民族
関連項目