イーウェルネス

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株式会社イーウェルネス
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 キムラヤ
本社所在地 日本の旗 日本
東京都千代田区神田神保町1-50
浦野ビル2階
設立 2015年7月1日
業種 小売業
法人番号 3070001031101 ウィキデータを編集
事業内容 ドラッグ事業・Web事業等の総合小売業
代表者 代表取締役 二木誠一
資本金 1千万円
売上高 165億5400万円
(2010年2月期)
純利益 ▲4200万円
(2022年02月28日時点)[1]
総資産 12億4500万円
(2022年02月28日時点)[1]
従業員数 150人(2021年4月1日現在)
主要株主 株式会社ヤマダホールディングス 100%
主要子会社 なし
外部リンク https://kimuraya-tokyo.co.jp/
特記事項:2023年6月1日をもって株式会社ヤマダデンキに吸収されて消滅[2]
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株式会社イーウェルネスは、かつて存在した東京都で「キムラヤ」の屋号で展開するドラッグストアの運営、「プインプル化粧品」のブランドで展開する化粧品の製造販売、ECサイトへの出店によるインターネット通信販売事業を行う企業で、ヤマダホールディングスの完全子会社だった。

2005年7月28日に会社分割により株式会社キムラヤセレクトとなり、2007年9月26日にヤマダ電機(現・ヤマダホールディングス)のグループ会社となった。

2015年7月1日に会社分割(新旧分割)により株式会社ワイズセレクトとなり、2017年3月1日に当社と同じグループ会社で美容・健康事業を担っていた株式会社プインプルを吸収合併。2021年4月1日に現在の社名へ変更された。

2023年6月1日にヤマダデンキに吸収されて消滅した。キムラヤ店舗の営業は継続されている。

展開店舗

キムラヤ

2007年にヤマダ電機による買収を受けるまで「キムラヤ」の屋号でオーディオパソコンファッションアパレル、スポーツ用品、輸入ブランド品、医薬品、化粧品、健康食品、飲料水などのディスカウントショップを、東京の新橋駅前にある本店をはじめとして首都圏を中心に展開していた。

ヤマダ電機による子会社化後は、店舗の整理(閉店もしくは「LABI」「テックランド」「テックサイト」に転換)・ヤマダポイントカード(LABIカード)導入など、ヤマダとの統合が急速に進められた。またこの買収は都市型店舗「LABI」の新橋への出店が目的といわれており、2007年12月に旧セレクト・イン キムラヤ新橋本店(しんばしほんてん)を転換した「キムラヤLABI新橋デジタル館」、2008年6月に「LABI新橋生活館(新築店舗・オープン当初からヤマダ電機直営)」がそれぞれ営業を開始した。2008年9月29日付で本社をLABI新橋生活館10階へ移転、その後群馬県高崎市のヤマダ電機本社内に再移転した。ヤマダデンキのインフラを生かし、ドラッグストア・家電小売・WEB事業を中心に新たなビジネスモデルの構築に傾注している。

2008年に最後にファッションを取り扱っていた吉祥寺店が閉鎖(2014年に復活するが、ドラッグストアとなりファッションの取り扱いはなし)、2014年に最後の家電店であった神保町店が閉鎖(ヤマダモバイルに転換)されたため、キムラヤの実店舗はドラッグストア業態に特化している。

また、インターネット通信販売では家電、ファッションや医薬品を取り扱っている。

ヤマダデンキ

キムラヤ店からヤマダ電機店へ転換した店舗は、2015年3月以降すべてヤマダ電機直営店(2020年10月からは株式会社ヤマダデンキの運営)となっている。旧セレクト・イン キムラヤ新橋本店から転換したLABI新橋デジタル館のみ、転換後もキムラヤセレクトによる運営であったが、2015年3月8日に近隣にあった白物家電を中心に扱うLABI新橋生活館が免税店「LABI アメニティー&TAX FREE新橋銀座口店」としてリニューアルした為、白物家電もLABI新橋デジタル館に集約してLABI新橋(家電総合館)となり、運営もヤマダ電機に移管された。

店舗

各店舗の詳細は公式サイト「店舗一覧」を参照。

  • ドラッグ・イン キムラヤ 新橋日比谷口店 - ドラッグストア
  • ドラッグ・イン キムラヤ 秋葉原店 - ドラッグストア
  • ドラッグストア キムラヤ 神保町店 - ドラッグストア(プインプル化粧品取扱店)

閉店した店舗

  • キムラヤ町田PART2店(閉店)
  • キムラヤ松山店(閉店) - 2007年3月31日閉店
  • キムラヤ横浜西口店(閉店) - 2007年4月1日閉店
  • キムラヤ博多ゲイツ店(閉店) - 2007年7月10日閉店 唯一、関東外の出店
  • キムラヤ渋谷東口店(閉店) - 2007年7月25日閉店
  • キムラヤ新宿店(閉店) - 2007年7月30日閉店
  • セレクト・イン キムラヤ新橋本店(閉店) - 2007年12月6日、ヤマダ電機に転換(LABI新橋デジタル館)
  • キムラヤサンストリート店(亀戸)(閉店) - 2007年12月21日、ヤマダ電機に転換(テックランド亀戸店(サンストリート亀戸内))。
  • キムラヤ新橋銀座口店(閉店) - 2007年12月31日閉店
  • キムラヤ町田PART1店(閉店) - 2008年2月27日閉店
  • キムラヤ田町店(閉店) - 2008年2月28日閉店、ヤマダ電機に転換(テックサイト田町店、ただし店舗運営は同じくヤマダ電機子会社である株式会社ダイクマが行っていた)
  • キムラヤ新橋烏森口店(閉店) - 2008年1月11日に1階携帯ショップを除いて一度閉店。4月頃から期間限定で営業再開していたが、8月1日再閉店。
  • キムラヤモレラ岐阜店(閉店) - 2008年8月17日閉店
  • セレクト・イン キムラヤ 神保町店 ‐ 2014年3月31日閉店、ヤマダモバイル神保町店に転換
  • アルベレ川越モディ店(閉店) - 雑貨等の店舗。2008年1月18日閉店
  • アルベレ戸塚モディ店(閉店) - 2008年1月25日閉店
  • ナコモ川越モディ店(閉店) - 香水・輸入化粧品の店舗。2008年1月18日閉店
  • ナコモ戸塚モディ店(閉店) - 2008年1月25日閉店
  • LABI新橋デジタル館(閉店) - キムラヤ経営のLABI店舗。2015年3月8日閉店(LABI新橋生活館の「LABI アメニティー&TAX FREE新橋銀座口店」へのリニューアルに伴い、白物家電も扱うLABI新橋に転換しヤマダ電機に運営譲渡)
  • ドラッグ・イン キムラヤ吉祥寺店(閉店) - 2015年6月14日閉店
  • ドラッグストア キムラヤ 御茶ノ水店(閉店) - 2021年7月31日閉店
  • ドラッグ・イン キムラヤ 新橋烏森口店 (閉店) - 2021年8月31日閉店

沿革

株式会社キムラヤ

  • 1955年2月 東京・上野にて設立
  • 1986年1月 東京・新橋駅烏森口に出店
  • 2004年9月13日 東京地方裁判所民事再生法の適用を申請して、経営破綻。
  • 2004年9月22日 東京地方裁判所が民事再生手続の開始を決定。
  • 2005年1月20日 不動産ファンドのアセット・マネジャーズと民事再生のスポンサー契約締結。

株式会社キムラヤセレクト

  • 2005年7月28日 設立。会社分割により旧キムラヤからキムラヤの営業を承継。民事再生手続が終結。
  • 2007年9月26日 アセット・マネジャーズ系のファンド(有限会社ノーブルライフ)が保有する株式94.25%をヤマダ電機(現:ヤマダホールディングス)に譲渡されたことで、同社の子会社となる。
  • 2015年7月1日 会社分割により新会社「株式会社ワイズセレクト」にキムラヤの営業を承継。
  • 2015年9月1日 親会社のヤマダ電機(現:ヤマダホールディングス)に吸収合併され解散。

株式会社ワイズセレクト→株式会社イーウェルネス

  • 2015年7月1日 設立。会社分割により旧キムラヤセレクトからキムラヤの営業を承継。
  • 2015年9月1日 キムラヤセレクト解散により、ヤマダ電機(現:ヤマダホールディングス)の直接完全子会社となる。
  • 2017年3月1日 株式会社プインプルを吸収合併。
  • 2021年4月1日 株式会社イーウェルネスへ社名変更。
  • 2023年6月1日 株式会社ヤマダデンキと吸収合併を行い法人格消滅。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 株式会社イーウェルネス 第7期決算公告
  2. ^ ヤマダホールディングスグループ再編に伴う吸収合併のお知らせ

外部リンク

  • イーウェルネス
  • アセットマネージャーズ - 再生スポンサー会社(2005年~2007年)。
 
ハピコムグループ
マツキヨココカラ&カンパニー
グループ
富士薬品グループ
サンドラッググループ
WINグループ
ニチリウグループ
 
その他
 
消滅・撤退
  • パワーズドラッグ(富士薬品子会社モリキに吸収)
  • ドラッグトマト・ポテトカンパニー(ツルハに吸収)
  • アルファ(富士薬品子会社の後、東北セイムスに統合)
  • シバタ薬品
  • ジャストドラッグ(富士薬品の子会社になった後、関東セイムス(ジャストドラッグの旧ライズ店舗はモリキに移譲)に統合、屋号は継続)
  • 篠田薬局(富士薬品に事業譲渡)
  • シブヤ薬局(bigドラッグを経営していたがセイジョーに吸収合併)
  • いわい(セイジョーに事業譲渡)
  • コーエイ(住商ドラッグストアーズと経営統合)
  • 東京エコー(破産)
  • 信陽堂薬局(ツルハにドラッグ事業譲渡した後破産)
  • クスリのカツマタ(住商ドラッグストアーズに事業統合)
  • 村山快哉堂
  • ウイング湘南(アイロムロハスに店舗譲渡)
  • 仁天堂(店舗をリバースに譲渡)
  • ドラッグマックス・健康家族(ドラッグマックスに吸収、現マツモトキヨシ甲信越販売)
  • 中島ファミリー薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • なかや(ウエルシア関東に経営統合)
  • ナガタ薬局(ウエルシア関東に吸収)
  • ドラッグフジイ(ウエルシア関東に吸収)
  • 薬のタムラ(富士薬品、後にモリキに事業統合)
  • くすりの寺田(ツルハに店舗譲渡)
  • 清水ドラッグストアー(倒産後サンドラッグが支援し太陽キャピタルとして経営 → サンドラッグ東海)
  • シーズアンドアーパス白沢ドラッグ東洋薬局(合併してジップドラッグ。屋号は存続)
  • レモン
  • 森山薬局
  • ドラッグストアキリン(東海セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • ホップスドラッグ(松ノ木薬品と合併)
  • 松ノ木薬品・神薬堂・マルゼン(ライフォートに吸収)
  • 関西薬品(共栄ファーマシーズに店舗譲渡)
  • 國廣薬品(セガミメディクスに吸収合併)
  • 笹岡薬局 ドラッグコスモ21(西日本セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • メディコ21(レデイ薬局と合併。屋号は存続)
  • くすりのありあけ(破産)
  • くすりのみよし(破産)
  • ABCドラッグ
  • 飯塚薬品(スギ薬局に吸収)
  • ニッショードラッグ(キリン堂に吸収)
  • 寺島薬局(ドラッグストア事業をウエルシア関東に事業譲渡、介護事業に特化してウエルシア介護サービスとなる)
  • スズラン薬局セイジョージップドラッグライフォート(セガミメディクスに吸収、現ココカラファインヘルスケア、各社の屋号は存続)
  • スパーク(ツルハに吸収)
  • モリス(ドラッグストア事業をモリスリテールに分社化した後、マツモトキヨシHDの子会社を経てマツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • コダマ(ココカラファインヘルスケアに吸収、屋号は存続)
  • 南天堂(破産)
  • ドラッグストアバイゴー(富士薬品に吸収、屋号は存続)
  • 倉持薬局(カワチ薬局に吸収、屋号は存続)
  • 高田薬局ウエルシア関西(ウエルシア薬局に吸収)
  • 関東セイムス(富士薬品に吸収)
  • ダルマ(マツモトキヨシ東日本販売に吸収)
  • イタヤマメディコ(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収)
  • ラブドラッグス(マツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • タキヤ(ウエルシア薬局に吸収)
  • CFSコーポレーション(ウエルシア薬局に吸収)
  • 杉浦薬品(マツモトキヨシに吸収)
  • トウブドラッグ(マツモトキヨシへ会社分割により承継、法人はマツモトキヨシファーマシーズに吸収)
  • リバース(ツルハに吸収)
  • かもめ(ツルハに事業譲渡した後清算)
  • ウエダ薬品(ツルハに吸収)
  • エスロード(東北セイムスに吸収)
  • ノザキ薬品(九州セイムスに吸収、屋号は存続)
  • ドラッグ・オゾン(スマイルドラッグに吸収)
  • ニュードラッグ(クリエイトエス・ディーに吸収)
  • キリン堂薬局(親会社に事業譲渡の上ザグザグのフランチャイズ化)
  • 弘陽薬局(マツモトキヨシに吸収)
  • コヤマ薬局(サンメディックに吸収)
  • クラフト(ドラッグストア事業をサクラドラッグとして分社化しツルハに譲渡)
  • 東北セイムス(モリキに吸収)
  • 一本堂(ウエルシア薬局に吸収)
  • ジュンテンドー(ウエルシア薬局に事業譲渡)
  • 示野薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • スマイルドラッグ(富士薬品に吸収)
  • 上新電機(ウエルシア薬局に事業譲渡)
  • 金光薬品(ウエルシア薬局に吸収)
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