ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本

株式会社ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本
TSURUHA GROUP DRUG & PHARMACY NISHINIHON INC.
本社
ウォンツ井口明神店に併設している
種類 株式会社
略称 TGN
本社所在地 日本の旗 日本
733-0841
広島県広島市西区井口明神1丁目1-10[1]
設立 2015年8月16日[1]
業種 小売業
法人番号 9240001021698 ウィキデータを編集
事業内容 医薬品・健康食品・化粧品・日用雑貨・ベビー用品小売、処方箋による調剤業務
代表者 代表取締役会長 木嶋敬介
代表取締役社長 村上正一
資本金 2億8,750万円[1]
売上高 915億4,676万円
(2017年5月15日時点)[1]
従業員数 3,095名
(2017年10月時点)[1]
支店舗数 344店
(2023年8月15日現在)[2]
主要株主 ツルハホールディングス 100%
外部リンク tgn.tsuruha-hd.co.jp ウィキデータを編集
特記事項:2015年にハーティウォンツから改称
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株式会社ハーティウォンツ
(事業統合前)
HEARTY WANTS Co.,Ltd.
ハーティウォンツ時代の本社
1階は店舗・中層階は立体駐車場・高層階はオフィスになっていた
種類 株式会社
略称 ウォンツ
本社所在地 日本の旗 日本
730-0013
広島県広島市中区八丁堀11-8
設立 1995年4月
業種 小売業
法人番号 9240001021698 ウィキデータを編集
事業内容 医薬品・健康食品・化粧品・日用雑貨・ベビー用品小売、処方箋による調剤業務
代表者 代表取締役社長 木嶋敬介
資本金 2億8,750万円
発行済株式総数 30,000株
(2015年2月25日現在)
売上高 540億4,475万円
(2014年3月期)
従業員数 1,565名
(パート・アルバイトを含む、2015年4月現在)
主要株主 株式会社ツルハホールディングス:100%
(2015年2月25日現在)
外部リンク 株式会社ハーティウォンツ
特記事項:2015年の事業統合前のデータ
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株式会社ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本(ツルハグループドラッグアンドファーマシーにしにほん、TSURUHA GROUP DRUG & PHARMACY NISHINIHON INC.)は、広島県広島市西区に本社を置くドラッグストアチェーンツルハホールディングスの完全子会社。

広島県を中心とした中国地方に展開するドラッグストア「Wants(ウォンツ)」と調剤薬局「ウォンツ薬局」(旧・ハーティウォンツ担当)、山陰地方を中心に展開するドラッグストア「ドラッグストアウェルネス」と調剤薬局「ウェルネス薬局」(旧・ウェルネス湖北担当)、九州地方に展開するドラッグストア「ツルハドラッグ」(旧・ハーティウォンツ担当)を運営する。

本項目では、前身企業の一つである株式会社ハーティウォンツについても述べる。

概要

ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本は、2015年8月16日にツルハホールディングス中国地方のグループ組織再編により、株式会社ハーティウォンツを存続会社として、株式会社ウェルネス湖北を吸収合併させた上で法人名を株式会社ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本と改称した[3][4]

前身企業2社の運営していたドラッグストアと調剤薬局の屋号はそのまま引き継がれた。その後、「ウォンツ」および「ドラッグストアウェルネス」が重複していた島根県では、浜田市益田市吉賀町の店舗は「ウォンツ」に、その他の店舗は「ドラッグストアウェルネス」に屋号の統一が行われた後、2020年6月16日に浜田市・益田市の旧ウォンツ店舗は「ドラッグストアウェルネス」に変更され、同年11月16日に吉賀町の旧ウォンツ店舗も「ドラッグストアウェルネス」に変更された。また、2018年2月16日九州地方の旧ウォンツ店舗は「ツルハドラッグ」に変更された。また、岡山県に出店していた全ての店舗は、同じツルハグループの愛媛県に本社があるレデイ薬局の店舗になっている。

ハーティウォンツ時代

1958年に前身となる道下薬局を広島県で開業したのが始まり。主に広島県を中心に中国地方でドラッグストア・調剤薬局を展開した。1995年に法人として株式会社ハーティウォンツが設立された。

2001年に十社会に加盟するが、2003年にジップ・ホールディングス(後のジップドラッグ、法人としてはココカラファインヘルスケア)と共に共同出資でプライベートブランド開発を目的とした株式会社ジップウォンツを設立して十社会を脱退。

2013年にツルハホールディングスがハーティウォンツ株を56%取得し子会社化された[5]。ツルハHD傘下になるまではボランタリー・チェーンオールジャパンドラッグに加盟しており、グレートアンドグランドプライベートブランドを取り扱っていた。ツルハ傘下になって以降は、オールジャパンドラッグから脱退しハピコムに加盟することになり、「ハピコム」のほか「M's one(エムズワン)」、「トップバリュ」などのプライベートブランドを扱うようになった。

ハーティウォンツ時代から使われている屋号の「Wants」とは「欲しい物がある」という意味に加えて、お客様との暖かい交流、心と心の触れ合いも求めている店という意味合いを持たせている。

沿革

  • 1958年 - 前身の道下薬局を広島市翠町に創業。
  • 1978年 - Wants1号店である光町店開店。
  • 1995年4月 - 株式会社ハーティウオンツ設立。
  • 2001年 - 任意団体十社会の設立に加わる。
  • 2003年2月 - 株式会社ジップ・ホールディングス(後の株式会社ジップドラッグ、現在の株式会社ココカラファインヘルスケア)との共同出資により、プライベートブランド商品の開発を目的として株式会社ジップウォンツを設立。十社会を脱退。
  • 2013年12月 - ツルハホールディングスが同社株式の56%を取得して子会社化[5]。店名は変更せず「Wants」ブランドを維持する方針である[6]
  • 2014年9月 - イオンタウン黒崎店開店により、九州地区に進出。
  • 2015年8月16日 - ウェルネス湖北を吸収合併。会社名を「ツルハグループ ドラッグ&ファーマシー西日本」に変更[7]。店舗名は「ウォンツ」および「ドラッグストアウェルネス」を継続[8]
  • 2016年1月25日 - 本社移転[9]
  • 2018年2月16日 - 九州地区の「ウォンツ」を「ツルハドラッグ」に変更。
  • 2019年2月19日 - 広島県広島市でドラッグスストアを運営する株式会社広島中央薬局の全株式を取得し子会社化[10]
  • 2020年5月1日 - 株式会社江頭エーザイより同社が福岡県に展開していたドラッグストア1店舗を譲り受ける[11]
  • 2020年6月16日 - 島根県浜田市・益田市の「ウォンツ」を「ドラッグストアウェルネス」に変更。
  • 2020年11月16日 - 島根県吉賀町の「ウォンツ」を「ドラッグストアウェルネス」に変更。
  • 2022年7月7日 - 佐賀県に初出店[12]

店舗

最新の店舗は店舗・チラシ検索にて検索可能

ウォンツ

ドラッグストア「Wants」、調剤薬局「ウォンツ薬局」は旧ハーティウォンツから引き継いだ屋号。2023年時点では広島県山口県に出店。

ポイントカードは「ウォンツポイントカード」。ツルハグループ各店で使用ができる。

  • 吉島店(広島市中区)
    吉島店(広島市中区)
  • 江田島店(広島県江田島市)
    江田島店(広島県江田島市)
  • 呉四ツ道路店(広島県呉市)
    呉四ツ道路店(広島県呉市)

ドラッグストアウェルネス

ドラッグストア「ドラッグストアウェルネス」、調剤薬局「ウェルネス薬局」は旧ウェルネス湖北から引き継いだ屋号。2023年時点では鳥取県島根県に出店。

ポイントカードは「ウェルネスポイントカード」。ツルハグループ各店で使用ができる。

  • 片庭店(島根県浜田市)
    片庭店(島根県浜田市)

ツルハドラッグ

ドラッグストア「ツルハドラッグ」は2018年2月16日に九州地方の旧ウォンツ店舗から変更した屋号。TGNとしては2023年時点で福岡県佐賀県に出店。

ポイントカードは「ツルハポイントカード」。ツルハグループ各店で使用ができる。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e 会社組織・概要|株式会社ツルハグループ ドラッグ&ファーマシー西日本
  2. ^ 店舗稼働状況|株式会社ツルハホールディングス
  3. ^ “ツルハHD、西日本の子会社2社を合併”. 日本経済新聞. (2015年6月8日). http://www.nikkei.com/markets/kigyo/ma.aspx?g=DGXLASDZ08IJI_08062015TJC000 2015年6月9日閲覧。 
  4. ^ 『ツルハグループ中国地区の組織再編に伴う連結子会社間の合併と合併後の存続会社の社名変更に関するお知らせ』(プレスリリース)株式会社ツルハホールディングス、2015年6月8日。http://www.tsuruha-hd.co.jp/dl.php?id=12192015年6月9日閲覧 
  5. ^ a b 株式会社ハーティウォンツの株式の取得に関するお知らせ - ツルハホールディングス・2013年11月21日
  6. ^ ツルハHD、広島の同業を買収へ ドラッグ店3位に浮上 - 日本経済新聞・2013年11月21日
  7. ^ ドラッグストアのツルハ、子会社2社を再編 - 産経ニュース 2015年6月8日
  8. ^ ツルハHD、西日本の子会社2社を合併 - 日本経済新聞 2015年6月8日
  9. ^ ㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本 本社移転のお知らせ - ツルハホールディングス 2016年1月25日
  10. ^ 『当社連結子会社による株式取得(孫会社化)に関するお知らせ』(プレスリリース)株式会社ツルハホールディングス、2019年1月23日。https://www.tsuruha-hd.co.jp/topic/ir/dl.php?id=25852020年5月31日閲覧 
  11. ^ 『当社連結子会社における事業譲受に関するお知らせ』(プレスリリース)株式会社ツルハホールディングス、2020年3月9日。https://www.tsuruha-hd.co.jp/topic/ir/dl.php?id=31142020年5月31日閲覧 
  12. ^ “佐賀市開成に「ツルハドラッグ」 佐賀県初出店、市南部・本庄にも出店へ”. 佐賀経済新聞. 2023年8月22日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 株式会社ツルハグループ ドラッグ&ファーマシー西日本
  • Wants[ウォンツ]
 
ハピコムグループ
マツキヨココカラ&カンパニー
グループ
富士薬品グループ
サンドラッググループ
WINグループ
ニチリウグループ
 
その他
 
消滅・撤退
  • パワーズドラッグ(富士薬品子会社モリキに吸収)
  • ドラッグトマト・ポテトカンパニー(ツルハに吸収)
  • アルファ(富士薬品子会社の後、東北セイムスに統合)
  • シバタ薬品
  • ジャストドラッグ(富士薬品の子会社になった後、関東セイムス(ジャストドラッグの旧ライズ店舗はモリキに移譲)に統合、屋号は継続)
  • 篠田薬局(富士薬品に事業譲渡)
  • シブヤ薬局(bigドラッグを経営していたがセイジョーに吸収合併)
  • いわい(セイジョーに事業譲渡)
  • コーエイ(住商ドラッグストアーズと経営統合)
  • 東京エコー(破産)
  • 信陽堂薬局(ツルハにドラッグ事業譲渡した後破産)
  • クスリのカツマタ(住商ドラッグストアーズに事業統合)
  • 村山快哉堂
  • ウイング湘南(アイロムロハスに店舗譲渡)
  • 仁天堂(店舗をリバースに譲渡)
  • ドラッグマックス・健康家族(ドラッグマックスに吸収、現マツモトキヨシ甲信越販売)
  • 中島ファミリー薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • なかや(ウエルシア関東に経営統合)
  • ナガタ薬局(ウエルシア関東に吸収)
  • ドラッグフジイ(ウエルシア関東に吸収)
  • 薬のタムラ(富士薬品、後にモリキに事業統合)
  • くすりの寺田(ツルハに店舗譲渡)
  • 清水ドラッグストアー(倒産後サンドラッグが支援し太陽キャピタルとして経営 → サンドラッグ東海)
  • シーズアンドアーパス白沢ドラッグ東洋薬局(合併してジップドラッグ。屋号は存続)
  • レモン
  • 森山薬局
  • ドラッグストアキリン(東海セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • ホップスドラッグ(松ノ木薬品と合併)
  • 松ノ木薬品・神薬堂・マルゼン(ライフォートに吸収)
  • 関西薬品(共栄ファーマシーズに店舗譲渡)
  • 國廣薬品(セガミメディクスに吸収合併)
  • 笹岡薬局 ドラッグコスモ21(西日本セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • メディコ21(レデイ薬局と合併。屋号は存続)
  • くすりのありあけ(破産)
  • くすりのみよし(破産)
  • ABCドラッグ
  • 飯塚薬品(スギ薬局に吸収)
  • ニッショードラッグ(キリン堂に吸収)
  • 寺島薬局(ドラッグストア事業をウエルシア関東に事業譲渡、介護事業に特化してウエルシア介護サービスとなる)
  • スズラン薬局セイジョージップドラッグライフォート(セガミメディクスに吸収、現ココカラファインヘルスケア、各社の屋号は存続)
  • スパーク(ツルハに吸収)
  • モリス(ドラッグストア事業をモリスリテールに分社化した後、マツモトキヨシHDの子会社を経てマツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • コダマ(ココカラファインヘルスケアに吸収、屋号は存続)
  • 南天堂(破産)
  • ドラッグストアバイゴー(富士薬品に吸収、屋号は存続)
  • 倉持薬局(カワチ薬局に吸収、屋号は存続)
  • 高田薬局ウエルシア関西(ウエルシア薬局に吸収)
  • 関東セイムス(富士薬品に吸収)
  • ダルマ(マツモトキヨシ東日本販売に吸収)
  • イタヤマメディコ(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収)
  • ラブドラッグス(マツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • タキヤ(ウエルシア薬局に吸収)
  • CFSコーポレーション(ウエルシア薬局に吸収)
  • 杉浦薬品(マツモトキヨシに吸収)
  • トウブドラッグ(マツモトキヨシへ会社分割により承継、法人はマツモトキヨシファーマシーズに吸収)
  • リバース(ツルハに吸収)
  • かもめ(ツルハに事業譲渡した後清算)
  • ウエダ薬品(ツルハに吸収)
  • エスロード(東北セイムスに吸収)
  • ノザキ薬品(九州セイムスに吸収、屋号は存続)
  • ドラッグ・オゾン(スマイルドラッグに吸収)
  • ニュードラッグ(クリエイトエス・ディーに吸収)
  • キリン堂薬局(親会社に事業譲渡の上ザグザグのフランチャイズ化)
  • 弘陽薬局(マツモトキヨシに吸収)
  • コヤマ薬局(サンメディックに吸収)
  • クラフト(ドラッグストア事業をサクラドラッグとして分社化しツルハに譲渡)
  • 東北セイムス(モリキに吸収)
  • 一本堂(ウエルシア薬局に吸収)
  • ジュンテンドー(ウエルシア薬局に事業譲渡)
  • 示野薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • スマイルドラッグ(富士薬品に吸収)
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関連項目
関連人物
備考

○ - 持分法適用関連会社
☆ - 友好提携会社
イオングループの主な企業ブランドを掲載。運営企業とブランドの名称が異なる場合は「ブランド名(企業名)」というように記した。
イオン株式会社の持分法適用関連会社である株式会社やまやの完全子会社、友好提携会社であるツルハホールディングスの子会社についても列挙した。
△のレデイ薬局はツルハホールディングス(所有株式51%)のほか、イオン株式会社の子会社であるフジも出資(所有株式49%)。
グループ企業については、出資率にかかわらずグループ事業・主要企業紹介(2016年2月29日現在)を元に記載している。

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